流行りに乗って投資をはじめた。僕は雰囲気だけで株を買っているので、この勢いで突き進めばすべてを失う予感がする。 もちろん生活に必要な自家用車も手放すことになるだろうが、その点はまったく心配していない。代わりにネコ車(手押し車)で出かければいいからだ。 備えあれば憂いなし。リスクヘッジを図り数手先を読むのがカリスマ投資家というものである。さあ、破産に備えてネコ車で出かける練習をしておこうじゃないか!
デイリーポータルZは2024年1月1日から運営会社が変わります。 新しい運営会社は「デイリーポータルZ株式会社」です。 独立します 流浪のサイトとして運営会社が2回変わってきましたが、ついにデイリーポータルZ株式会社になります。代表は私、林がつとめます。 これまでお世話になったみなさま、ありがとうございました! そして支えてくれた読者のみなさま、これからもよろしくお願いします! サイトは変わりません、もっとおもしろくなります サイトは変わりません。暖かい靴下専門サイトになることも考えましたが、冬しかアクセスがなさそうなので踏みとどまりました。 これからも楽しく、読んだ人の気分を良くするサイトであり続けます。 来年からはデイリーポータルZのための組織で間接業務が少なくなりますし、出張申請せずにどこにでも行けます(ただし全部高速バス)。思いつきを実現できる環境になるのでサイトはもっとおもしろく
科学と化学が、同じようなシーンで使うのに、どっちも「かがく」という読みであり、伝えにくい……こういうことって、よくありますよね。 でも、大丈夫。化学の方を「ばけがく」とわざと読む読み方があるんです! これは便利! こういう言葉って他にどんなのがあるのか気になったので、調べてみた。 「説明読み」と言われているらしい 化学と科学が紛らわしいので、化学の化をわざと訓読みして、ばけがくと読むみたいな言葉。ウィキペディアを調べると「説明読み」と呼ばれているらしい。(武部良明「二字漢字語の音訓読み分けについて」) 正しい読みかたではないけれど、紛らわしさをさけるため、わざと読みを変える。 すぐ思いつくのは、私立と市立の読み分け。私立を「わたくしりつ」、市立を「いちりつ」と読み替える例だろう。 テレビのニュースなどでは、なんの説明もなく「わたくしりつの学校で〜」というふうに普通に読み上げるので、もはやこ
トルコの友人が来日して、秋葉原案内をすることになった。 秋葉原といえば電気街やオタク文化の街というイメージだが、個人的にはもう一つ、やたらケバブ屋が多い印象もある。あのケバブって、どのくらい本場の味なんだろうか。 ケバブの本場、トルコの人たちに秋葉原のケバブを食べてみてもらった。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:東京23区内でヒグラシの声が聴ける場所を探す > 個人サイト nomoonwalk トルコからYoutuberがきた! 8/26(土)に開催するイベント、ヘボコン2023にトルコのYoutuberが来てくれることになった。 彼がY
文章から画像を生成するツールがあるが、画像から文章を生成するツールもある。ある画像から始めて両者の間を往復させ続けるとどうなるだろうか。 画像の伝言ゲームをやってみたい 文章から画像を生成するAIツールが話題になったが、いっぽうで画像から状況を説明する文章を生成するAIツールもある。 文章をもとに画像を生成するツールがある(DALL·E、Stable Diffusion など) いっぽう、画像をもとに文章を生成するツールもある(SceneXplain など) それらを組み合わせて画像→文章→画像→文章→・・と変換していくとどうなるだろうか。 ようは伝言ゲームなので、再現なくどんどん違う画像になっていくことが予想されるが、どこかでうまく収束するかもしれない。 とにかくやってみよう。 ※本記事では文章から画像を生成するために Image Creator from Microsoft Bing
自由律俳句と路上観察をしています。大阪在住。私家版の自由律俳句集『麦わら帽子が似合わない』『ブルマ追いかけて八位』『待ち受け画像がちらし寿司』も販売しています。 前の記事:お店のために働く椅子が健気で気になる > 個人サイト note 他県の人に「珍しい」と言われて、当たり前と思っていた習慣や風習がローカルなものと知ることがたまにあります。 例えば大阪だと個人的には、 ・自転車に付ける「さすべえ」 ・中華料理屋に必ずある「小エビの天ぷら」 ・1本50円の激安自販機 などなど。 そして「珍しい」と言っている人がいて驚いたのが―― 商店街のド真ん中に自転車を停めるスタイル! 大阪の商店街でもたまに見かけるのですが、どうやら珍しいらしい。 ネットで調べてみたところ、東京・愛知・愛媛などでも同様の駐輪スタイルが存在するらしいのですが、「大阪名物」と捉えている人もいるみたい。 たぶん大阪だけの現象で
「タバスコ チポートレイソース」があまりにうまく、筆者宅ではついに3本目のボトルが開いた。 スモーキーないい香りだし、冬にかかせないあの食材と、最高に相性がいい……! もはやホットソースの定番と言ってもいい、タバスコ。そのシリーズに、「チポートレイソース」というものがあることをご存知だろうか。 それがこちら。チポートレイ(チポトレ)とは、燻製した唐辛子を原料とする香辛料である。 辛さ指数であるスコヴィル値が1500-2500と、オリジナルのタバスコ(2500-5000)よりも低い。つまり、あんまり辛くなく、食べ物に塩味とスモーキーな香りを足せる最高のソースだ。 たとえばタバスコをかける料理の定番、スパゲッティ。これは市販のパスタソースのペペロンチーノだが…… チポートレイソースをかけると、バーベキューソースのような旨味が広がる。これだけかけても辛さは「辛くないことを売りにしているキムチ」く
パンツを縫う 型紙が出来たので、日暮里に布を買いに行くことに。 大まかに計算したら8mぐらい必要ということが分かった。 8mの布で出来たパンツなんて見たことがない。 ちょっと分厚い方が良い気がしたので、フリースの生地を購入した。 毛布ぐらいのボリューム! ウエストのゴムがあった方がパンツっぽくて良いんじゃないか、というナミノリさんのアドバイスにより、ゴムも通した アバルトがかわいい感じの車だったので、パンツもフリルをつけてかわいくすることにした。 そんなこんなで出来上がったのがこちら。 でかい!!!ナスカの地上絵みたい! パンツをはかせる それでは、車にパンツをはかせよう! 果たしてうまくいくのだろうか。 不安とワクワクが同居している。祈るような気持ちでパンツをはかせていく。 まずは上からかぶせる 分厚い布なので、アバルトもあったかそうだ アンテナに引っかけて、パンツが滑らないようにする。
インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:ハーブを理解していない人のためのハーブ、iHerbで買えるハーブミックス > 個人サイト nomoonwalk 繰り返されるあやまち またやってしまった。イヤフォンをポケットに入れたまま洗濯してしまったのだ。 洗濯されたBluetoothイヤフォン 最近はAirPodsみたいな両耳セパレートのタイプが人気だが、落としそうで怖いので線でつながったタイプを使い続けている。しかし落とすリスクを排除したところで、洗濯してしまったら意味がないのだ。 ちなみにこれで3回目である。 帰ったら定位置に置く なんでこんなこと
1977年滋賀生まれ。お天気キャスター。的中率、夢の9割をめざす気象予報士です。 好きな言葉は「予報当たりましたね」。株式会社ウェザーマップ所属。 ツイッターでも気象情報やってます。(動画インタビュー) 前の記事:2000m以下の雨雲はレーダーに映らない ~増田さんの詳しすぎる天気解説2022.10 > 個人サイト ウェザーマップ・増田雅昭 ツイッター @MasudaMasaaki 西村: 降水確率って不思議だなってずっと思っていて。雨がちょっとでも降れば降ったということなんですよね。 増田: ただ、降水量1mm以上なので、パラパラだとノーカウントですね。 西村: 降水確率10%で土砂降りでも、降水確率90%でパラパラパラでも1mmこえたら当たり。 増田: 降水確率は雨の強さ、降り方も関係ないし、降る時間の長さも関係ない。 西村: 降水確率って誰が出しているんですか? 増田: 気象庁のほか
おなかが減った状態で空を見上げると、「あの雲おもちみたい…」「あっちはソフトクリーム…」みたいになんでも食べ物に見えることがあるだろう。街はおいしそうに見えるものでいっぱいだ。先日は消火器がとてもおいしそうに見えた。ぜひみんなにもわかってほしい。 消火器はあの食べ物っぽい おなかが減っている状態ではIQが3くらいになって、見るものすべてを食べ物につなげて連想してしまう。白い電源コードが麺に見えたり、水たまりの泥水がカフェオレに見えたりすることもある。でもまさかド派手な赤の消火器がおいしそうに見えるなんて。これはたくさんの人に知ってもらいたい。 ということで、まずは街で見つけた消火器をよく見てみよう。 赤いですね 表面を見てしまうとごちゃごちゃと字が書いてあり食べ物っぽくはないので、うす目で全体をぼんやり見てほしい。 うす目で見ても赤いですね 赤くて、てりてりしている。そして、工業製品ならで
あなたは菱沼聖子という人物をご存知だろうか。 菱沼聖子(以下・菱沼さん)とは、佐々木倫子先生による漫画「動物のお医者さん」に登場する獣医学部の院生である。 菱沼さんの魅力を挙げ始めたら枚挙にいとまがないが、今回は彼女の最高にイケてるファッションに注目したい。 菱沼さんが好きだ。言動の端々から溢れ出すチャーミングな人となり、飄々とした生き様、聡明な頭脳、ちょっと(いや、多分に)抜けているところ、グニャグニャの吹き出し…そしてなにより、私の心を強く震わせたのはそのファッションである。 今すぐ皆さんお手持ちの動物のお医者さんを開き、そして括目していただきたい。佐々木倫子先生の美しい線で丁寧に描き込まれた洋服のディティールを。裾が大きく広がったボリュームたっぷりのギャザースカート、細かいプリーツ、ふんだんに盛り込まれたフリル、珍妙でド派手な柄、繊細でゴージャスなレース……。 ※「動物のお医者さん
お待たせ!文房具の!夏フェスが!やってきたぞー!(強めのエコー) というわけで今年もISOT(国際文具・紙製品展)2022が開催されました。7月6~8日の3Days、in 東京ビッグサイト東ホール。 正直なところ、以前と比べるともうかなり規模が縮小しちゃってるんですが…それでも注目の最新文房具を探すなら、足を運ばないわけにはいくまいって感じ。 そういうことで、今年もなんかいろいろ紹介していくぜオー! 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:ガムの空きボトルをトロフィーとして飾りたい > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k ISOTとはなにか? という年に一度の説明
長崎より九州のローカルネタを中心にリポートしてます。1971年生まれ。茨城県つくば市出身。2001年より長崎在住。ベルマークを捨てると罵声を浴びせられるという大変厳しい家庭環境で暮らしています。 前の記事:小さい人、あらわる。(デジタルリマスター) > 個人サイト 長崎ガイド イントロダクション サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督は、 しばしば緊張感を盛り上げる場面で“階段”を使った。 例えば、「断崖」という映画の中に、こんなシーンがある。 ・体の具合が良くない妻のために夫がミルクを運んでくる。 ・が、妻は夫に対して 「ひょっとして夫は自分を殺そうとしてるんじゃないか?」 という疑惑を抱いており、 ・夫が運んできたミルクに毒が入ってるように見えてしまう。 このシーンを、ヒッチコック監督はどう演出したかというと、 ・コップの中に豆電球を仕込み、 ・不気味に白く浮き上がるミルクを
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:「かわいい」以外の語彙がなくなる韓国の透明缶ジュース 「椅子内蔵型リュック」が好きすぎて 生活がちょっと便利で楽しくなるアイデア商品を多数発売し、今やその分野では独走状態の「サンコーレアモノショップ」。インターネットをしていると、その名前を聞く機会は多いですよね。 かくいう僕もそちらの商品「シュパッと1秒!どこでも座れるリュック」の愛用者であり、以前当サイトで、こんな記事を書かせてもらいました。 快適!便利!かっこいい!椅子に変形するバッグの世界 ざっくりどんなものかを説明すると、 このような 一見なんの変哲もないスタイリッシュなバックパックでありながら、 背面を開くとシュパっと椅子が飛び出し 座れる ベルトを引くと一瞬で収納可能 とい
自由律俳句と路上観察をしています。大阪在住。私家版の自由律俳句集『麦わら帽子が似合わない』『ブルマ追いかけて八位』『待ち受け画像がちらし寿司』も販売しています。 前の記事:串の字はどう書いてもほぼ串 > 個人サイト note 路上観察を趣味にしていると、以前立ち寄った場所を「あそこって今どうなってるかな……」とたまに思い出すことがあります。 そんな感じで最近、ふと頭によぎったのが『西成区役所前の注意書き』。 注意書き自体は普通の駐輪禁止なのですが、なぜか妙な形に劣化していて、うずまきのようにバキバキと、ちょっとグロテスクながらも癖になる壊れ方をしていました。 初めて見たのが去年の7月。 もしかしたらもっと壊れているかもしれないし、はたまた直されているかも…… 気になる…… ということで、西成区役所へ行ってみることに。 出発地点は難波近くの交差点から。 ここをかなりまっすぐ進むと着くので、ま
1993年群馬生まれ、神奈川在住。会社員です。辛いものが好きですが、おなかが弱いので食べた後大抵ぐったりします。好きな調味料は花椒。 前の記事:顔に墨塗りをしてわかった10のこと > 個人サイト ぼんやり参謀 思い思いの画像をジグソーパズルにする 私が一人で好きな画像をジグソーパズルにして楽しんでもいいのだが、せっかくなので他の人にも自分なりのジグソーパズルを作ってもらいたい。そう思ったので今回はライターのほりさんと米田さんにご協力いただいた。 お忙しい中気合いを入れて集合いただいた(左からほりさん、米田さん) 事前に各々で好きな画像をジグソーパズルにしてもらい、それを交換して組み立てて楽しもうという算段である。 ジグソーパズルの作成にあたっては手作りキットなどを用いたわけではなく、それはもう素直にインターネット上のサービスに発注した。発注した方が楽だしクオリティも高いのだ。自由なのだ。
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