いじめを受けて自殺した男子生徒が通っていたフランス・ポワシーの高校(2023年9月7日撮影)。(c)JULIEN DE ROSA / AFP 【9月19日 AFP】フランスで、学校でのいじめを訴えて後に自殺した男子生徒の両親が、教育当局からいじめの通報が名誉毀損(きそん)に当たる可能性があるとする警告を含む書簡を受け取っていたことが明らかになった。両親は、この対応に「憤慨し、がくぜんとした」と吐露している。 ニコラさん(15)は夏休みが明けた今月5日に自殺した。前年度、首都パリの西郊に位置するイブリーヌ(Yvelines)県ポワシー(Poissy)の学校でいじめを受けていたと訴え、新年度からパリ市内へ転校したばかりだった。 ニコラさんの家族によると、いじめを通報したイブリーヌ県の教育当局から同情の念が示されるどころか、両親の主張は「受け入れ難く」、「建設的」な態度を望むとする書簡を受け取っ
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