年齢制限区分の新マーク「G」と「PG12」 映倫管理委員会は23日、映画の年齢制限を示すマークを5月1日から変更すると発表した。関係者だけに示していた性や暴力描写などについての審査基準と、個別の審査結果や理由もホームページ(http://www.eirin.jp/)で公表する。 年齢制限のない「一般」は「G」と表記。「12歳未満は保護者同伴が望ましい」としていた「PG―12」は、「観覧には保護者の助言・指導が必要」と改め「PG12」とする。15歳未満禁止は「R15+」、18歳未満禁止は「R18+」。組織の名称も「映画倫理委員会」に変更する。 井出孫六・管理委員長は「+をつけたのは、年齢制限をマイナスととらえず、むしろ15歳、18歳以上の方に積極的に見てほしいという意図を込めた」と話した。