公式サイトで「ジブリ総選挙」なるものが開催された結果、1位に選ばれたのは、『千と千尋の神隠し』だった。 個人的な好みはさておき、興行的に大成功したのだから、納得ではある。 ジブリのアニメ界での存在感、位置づけは、今後どうなっていくのだろう。 すでに、一般ウケもするアニメといえばジブリ、という時代でもない。 細田守監督や新海誠監督の台頭は、じつに喜ばしいことだ。 とはいえ、ジブリが新作をだすたびに、チェックせずにはいられなくなる衝動は、当分つづくだろう。 どんな企画が生まれるのか、勝手に想像をふくらませてしまう。 たとえばこんなのはいかが? ◆『となりのとなりのトトロ』 真ん中、誰だよ! <あらすじ> とある中年男が村にやってきた。 トトロ、なるふしぎな生き物の噂を聞き、自分も会ってみたい、ふれてみたい、という気持ちが抑えられなくなったという。 しかし中年男の、ふれてみたい、という欲求の対象
