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2006年11月22日のブックマーク (1件)

  • 発熱地帯: ウィザードリィ小説を継ぐライトノベル『薔薇のマリア』

    薔薇のマリア 1巻 夢追い女王は永遠に眠れ 法無き都市の下にある巨大な地下迷宮。そこに巣う怪物と眠るお宝。 一攫千金を夢見た無謀な若者が集まり、地下迷宮に降りていく。彼らは侵入者(クラッカー)と呼ばれていた。侵入者の1人、マリアローズは仲間たちと共にパーティを組み、死者の徘徊する迷宮――黄昏の魔導女王レディ・麟霊が眠る喪神街を探索していたが・・・・。 ウィザードリィの世界をライトノベル的に再構築したような作品です。 名作『隣り合わせの灰と青春』を始め、かつてウィザードリィの小説やコミックにハマった人には、まちがいなくオススメの小説。地下迷宮の描写は細部がしっかりしていて、リアリティがあります。ひたすらダンジョンという、下手すると飽きかねない舞台設定も、良いタイミングでハプニングが起こることで、程よく緊張感が続きます。何にもまして、あのゲームを遊んでいるような感覚が再び、で味わえます。