アイドルというのは、時代が求める可愛い女の子の象徴である。アイドル戦国時代が成熟期を迎え、さまざまな特徴を持つアイドルによって音楽シーンは変革したが、それらを生み出す女子側のモチベーションはと言うと、「好きなものは好き! カワイイものはカワイイ! だから私はこうするの!」という女子の本音が紡ぐクリエイティブなパワーであり、それが今の時代の閉塞感とカルチャー同士の壁を軽々と打ち破っている。 そんな時代性あふれる女子のクリエイティブが一堂に会するのが、今年で3回目を迎える『シブカル祭。』。音楽、映像、作品、パフォーマンスなど、様々なジャンルの若手女子クリエイターが「表現」の場を求め集う本イベントに、音楽ジャンルから今年初参戦するのが、ハナエとhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)。「カワイイ」文化の発信側にいる彼女たちが、人々を力づけることができるのはなぜなのか。そんな彼女たちが心がける「カワイイ」