ITパスポート試験は、情報処理技術者試験センターが実施する情報処理技術者試験の一つで、「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識」が備わっている人材を認定するための試験です。合格すると、ITに関する幅広い基礎知識を持っていることが証明されます。 受験機会は、毎年4月(春期)と10月(秋期)の年2回です。試験時間は2時間45分で、選択式の問題を100問解きます。 ITパスポートをはじめとする情報処理技術者試験の特徴として、過去問題からの出題が多いことが挙げられます。そのため合格への近道は、過去問題を解きながら知識を吸収するのが一番です。そこで本連載では、2009年10月(平成21年度秋期)に実施されたITパスポート試験の全問題の解答・解説を掲載します。 なお、各問題には、情報処理技術者試験センターが公開しているシラバスに基づいた問題の分類(分野>大分類>中分類>小分類)が示し