古都奈良の伝統行事「鹿の角きり」が10月10日、奈良公園内の鹿苑角きり場で始まった。(奈良経済新聞) 9月から12月に発情期を迎えて気性が荒くなる雄鹿が、突き合い死傷しないように、また人に危害を与えないようにと行われるもの。 12時から安全祈願が行われた後、法被にはちまき姿の勢子(せこ)約20人が、軍手に滑り止めとして水を含ませ、真剣な面持ちで入場。2頭から3頭の鹿を会場に追いやり、時速50キロ近いスピードで逃げ回る鹿の角をめがけ「十字」や「だんぴ」と呼ばれる捕獲具を投げて捕獲すると、歓声と拍手が起こった。 捕らえた鹿を数人がかりで押さえ込み、鳥帽子(えぼし)、直垂(ひたひれ)姿の神宮が、鹿に水を飲ませて落ち着かせ、のこぎりで角を切った。 三重県から初めて訪れた徳倉暢くん(11)は「迫力があった。角がなくなって鹿がかわいくなった」と話した。 入場料は、大人=1,000円、子ども=
(セ・リーグ、横浜3−14巨人、23回戦、巨人18勝5敗、10日、横浜)止まらない。止められない。「6番・一塁」で出場した阿部のバットがこの夜も火を噴いた。 【写真で見る】 坂本は惜しくもサイクルならずも4安打! 4点リードで迎えた三回一死二、三塁。藤江の高めのチェンジアップを激振すると、高々と舞い上がった打球はバックスクリーンで弾んだ。5試合連続の25号3ラン。勝利をたぐり寄せる、貴重な一振りだ。 「最低でも外野フライの気持ちだったので、ストライクゾーンを少し高めに設定していた。本当に状態がいいので、次の打席から丁寧に打っていかないといけないね」 あえて自らを戒める充実ぶり。数字がそれを証明している。9月に入って9日までの7試合で26打数12安打、6本塁打。プロ野球タイ記録の月間16本塁打を記録した04年4月を超える勢いで、一発を量産している。 勢いは、続いた。五回、亀井の21
30日、衆院選の開票を伝える民放各局で速報を取り消すミスが相次いだ。 TBSの報道番組「乱!総選挙2009」では群馬4区の自民党前職で元首相の福田康夫氏について「選挙区で敗北」と字幕で伝え、愛媛2区の社民党新人、岡平知子氏には当選確実を報じたが、いずれも取り消し、謝罪した。同番組では、系列局の東北放送が投票締め切り3分前に、誤って「当選確実」の字幕を流すミスもあった。 テレビ朝日と日本テレビの系列局でも、青森3区で当選した自民党前職、大島理森氏を「落選」と字幕で速報。その後、取り消した。 【関連記事】 ・ TBS、テレ朝が速報ミス ・ 日テレは紳助、TBSはたけし…総選挙、各局が総力態勢 ・ 衆院選特番、日テレは総合司会に島田紳助 ・ Twitter議員のつぶやき、ニコ動に“勝手に”表示 ・ [開票速報]2009衆院選
各都道府県選管が発表した第45回衆院選の投票率(小選挙区)を集計したところ、69.28%になった。前回の2005年(67.51%)を1.77ポイント上回り、現行の小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降の選挙では過去最高。 「政権選択」が最大の焦点となり、有権者の関心が高まったとみられる。また、期日前投票の利用者が大幅に増えたことも、投票率を押し上げる要因になった。 投票率が最も高いのは島根県で78.35%、最も低いのは千葉県で64.87%。男女別では、男性が69.45%、女性が69.12%だった。 【関連ニュース】 ・ 【総選挙特集】開票結果 ・ 密約調査、新政権に協力=外務省首脳が表明 ・ 日中、日韓首脳会談も検討=来月下旬、新首相の訪米準備に着手 ・ 充実する政治サイト=衆院選向け、ネット各社注力【09衆院選】 ・ 年金改革などが争点に=社会保障、財源的裏付
全国的に流行入りした新型インフルエンザで、1医療機関当たりの患者数が29・60人(19日までの1週間)と飛び抜けて多いのが沖縄県だ。インフル感染は冬に多いとされるが、沖縄は平成17年以降、毎年のように夏に流行している。なぜ沖縄ではインフルが夏に蔓延(まんえん)するのか。 [フォト]沖縄のエイサーはこんなに盛り上がる 国立感染症研究所(感染研)によると、沖縄県で最初の感染が確認されたのは6月29日。その後、7月末ごろから新型の感染者が急増した。8月15日には国内初の死亡例が出て、19日には警報も発令されている。 感染研と沖縄県の合同調査によると、一般の診療所が閉まる週末に患者が特定の病院に殺到し、診療まで4時間待ちとなるケースもあったという。 感染研が詳しく調べた7月20日以降の感染者2213人を年代別にみると、20代が最も多く592人(約27%)で、15〜19歳が344人(約16%
ベルリンで行われた陸上の世界選手権が23日、閉幕した。今年で12回目の大会には201の国と地域から1984選手が参加。熱戦の模様は連日、TBS系列で放送されたのだが、今年はどうも様子が違った。これまで、くどい程に連呼されていた選手のキャッチコピーが、日本陸連からの要請を受けて“自粛”されたのだ。 キャッチコピーは世界陸上の名物ともいえる存在だったが、確かに、やりすぎな感は否めなかった。「世界の鉄人」室伏広治ぐらいならまだわかるのだが、「スプリント夫婦道」小島茂之、「追い込み白虎隊」佐藤光浩、「居酒屋ハードラー」八幡賢司、「歩く飛脚」谷井孝行、「IQウォーカー」明石顕、「最後に笑うイケメン」諏訪利成とかになってくると無理やり感が漂う。 外国人選手も同様で「ムッシュ独占禁止」マルク・ラキル、「ハードルなぎ倒し男」アレン・ジョンソン、「弾丸ママはパリジェンヌ」クリスティーン・アーロン、「嵐を
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級チャンピオンの内藤大助(宮田)が、6度目の防衛戦を世界ボクシング協会(WBA)元ライトフライ級王者で同フライ級1位の亀田興毅(亀田)と行うことが25日、両選手のジムから発表された。両ジムとWBC、日本ボクシングコミッション(JBC)が合意したという。試合日時などは調整中で、近く記者会見で正式発表される。 内藤は2007年10月に亀田興の弟、大毅と対戦し、反則行為を受けながら初防衛。その後も4度防衛した。 亀田興は世界戦に先駆け、9月5日に東京でノンタイトル10回戦を行うことが決まっている。 内藤は「期待にいい形で応えられるよう全力を尽くす」、亀田興は「(弟の)大毅が取れなかった緑のベルトを必ず持ち帰る。2階級制覇させてもらう」と、それぞれジムを通じてコメントした。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕ボクシング 内藤大助 ・ 〔写真特集〕ボ
肥満などメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や妊娠は、新型インフルエンザによる死亡の危険性を高める恐れがあることが、フランスの研究チームの分析で明らかになった。 肥満は、これまでの季節性インフルエンザでは死亡の危険因子とは考えられておらず、新型の特徴である可能性もある。研究論文は欧州の専門誌(電子版)に掲載された。 研究チームは、世界保健機関などが発表したデータをもとに、4月〜7月に新型インフルエンザで死亡した27か国の574人を分析。 生前の健康状態が分かる241人のうち9割に持病があった。 最も多かったのが、そのうちの3割を占める肥満や糖尿病などのメタボ患者。妊婦は、死亡した20〜39歳の女性の3割で、季節性インフルエンザと同様に新型でも死亡の危険性が高まるとみられる。
ベルリンで開催中の世界陸上で短距離2冠を異次元の世界新で果たしたウサイン・ボルト(ジャマイカ)の足元では、オレンジ色のスパイクが燦然(さんぜん)と輝いていた。製作したプーマ社では全世界に先駆け、21日から日本でレプリカのストリートバージョンを発売することが決まった。東京・品川のプーマ・ジャパンには、朝から問い合わせの電話が殺到し、担当者はうれしい悲鳴を上げている。 [フォト] かなり派手? ボルトのシューズ 同社によると、スパイクは、独特の体の動きを研究し、ボルト選手専用に作られたもので、ヤムイモを食べて育ったという逸話から「プーマ ヤーム」と名付けられている。 スパイクの底をゴム底に替えたストリートバージョンのシューズ「プーマ ストリートヤーム」は、全世界で24日から発売される予定だったが、日本では週末の売り上げ増を念頭に、ボルト選手の誕生日でもある21日を発売日に設定したという。
第12回世界選手権ベルリン大会は第6日の20日、当地で男子二百メートル決勝があり、16日の百メートル決勝を9秒58の世界新記録で制したウサイン・ボルト(ジャマイカ)が、19秒19(向かい風0.3メートル)の世界新記録で初優勝した。ボルトは昨年の北京五輪で自身がマークした世界記録を0秒11縮め、北京五輪に続いて短距離2冠を達成した。 【写真特集】アスリートの祭典!ボルトの雄姿も 世界陸上写真特集 【関連ニュース】 【写真特集】北京五輪でも大活躍 人類最速の男ボルト 世界陸上:世界新・ボルトのラップ、ゲイをすべて上回る 世界陸上:ボルト9秒58、驚異的な世界新 男子百 世界陸上:ボルト、男子二百も問題なし…1次予選軽々突破
新型インフルエンザの感染がほぼ流行期のように拡大し、秋以降に懸念される大流行の兆しがすでに見られることが18日、国立感染症研究所の調査で分かった。 9日までの1週間で、全国約5000の医療機関からの報告に基づく1機関あたりの患者数は、流行指標となる「1人」に相当する0・99人。全国推計6万人とされる患者のほとんどが新型の感染者とみられる。 感染研によると、夏場のインフルエンザの流行は、調査を開始した1987年以来、例がない。5000医療機関を3〜9日に受診した患者数は4630人で、前週(7月27日〜8月2日)の2655人(1医療機関あたり0・56人)の約1・7倍に上った。 都道府県別にみると、流行入りしたのは6都府県で、15日に死者が出た沖縄が突出しており、1医療機関当たり20・36人。次いで奈良(1・85人)、大阪(1・80人)、東京(1・68人)、長崎(1・50人)、長野(1・4
トヨタ自動車は18日、レクサスの新型ハイブリッド専用車『HS250h』の受注台数が、7月14日の発売から約1か月で1万台となったことを明らかにした。当初の月販目標台数は500台で、計画の20倍に相当する。 [レクサス HS250h] HS250hは、7月14日の発売時点で既に月販目標台数の6倍となる3000台を受注、8月6日に同17倍となる8600台に達したことが発表されたばかり。 トヨタは、累計1万台の受注のうち約3割が、輸入車や国産他メーカーなど他社からの乗り換えによるもので、これによりレクサスの新たなユーザー層拡大に貢献している、としている。 同社は、ハイブリッド専用車『プリウス』の生産が現在追いつかず、8月7日以降の受注分については納期が2010年4月以降になるため、エコカー補助金(25万円)の対象外となることをウェブサイトなどで発表している。HS250hについても、電池ユ
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