WBC決勝で韓国を下して連覇し、優勝トロフィーを掲げるマリナーズのイチロー外野手=3月23日(写真:産経新聞) 野球の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表が連覇を達成してからまもなく1カ月。日米とも公式戦の真っ最中だが、WBCの“後遺症”に苦しむ侍ジャパンのメンバーは多い。負傷による戦線離脱者も出る選手のほか、出場できても疲労が抜けきらず、体調面で苦労を抱えながらプレーしている選手もいる。(プロ野球取材班) [フォト]WBC決勝 韓国戦 日本代表選手のうち、現状で1軍またはメジャーのベンチから外れているのは4選手。胃潰瘍(かいよう)を患ったイチロー(マリナーズ)は戦列に復帰したが、開幕から8試合の欠場を余儀なくされた。松坂(レッドソックス)は防御率12・79と投球内容が悪く、首脳陣が右肩の疲労と判断。故障者リスト(DL)入りしてノースロー調整中だ。侍