球団の福岡移転30周年イヤーに、19年ぶりの巨人との日本シリーズを制したソフトバンクの王貞治球団会長(79)が、さらなる「常勝球団」つくりに意欲を見せた。リーグVこそ逃したものの、開幕から故障禍に見舞われたチームを3年連続日本一に導いた工藤監督の手腕を高評価するとともに、若手育成のさらなる強化を図る考えを明かした。ファームの指導強化を求め、ホークスの黄金期形成へ熱い思いを語った。【取材・構成==佐竹英治】 ◇ ◇ ◇ -巨人を倒して3年連続の日本一を達成 王会長 とにかく故障者がこんなに出たシーズンは過去を見てもない。本当に工藤監督がよくやりくりした。ファームの人たちが(1軍に)上がってきたけど、物おじしないで、自分の持ち味を十分に出した。工藤監督が旬の選手たちの力を引き出した。過去のプロ野球の歴史を見ても、これだけの故障者を出して、日本一になったのはないのでは。ファームとの連携が
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