【上富良野】8日、国内最大級のステージ制自転車ロードレース「ツール・ド・北海道2023」の第1ステージで起きた選手と乗用車の衝突事故は、主催者による車両通行止めのためコースに入れないはずの一般車両が上りカーブを走ってきたのと、出場選手の五十嵐洸太さん(21)が前の集団を追い抜こうと対向車線に出たタイミングが重なったとみられる。 「(自転車のフレームの)カーボンが割れるものすごい音がして、選手が飛ばされていった」。社会人チームの20代男性2人は、目の前で起きた事故の様子をこう振り返った。大会の全日程中止は「事故が起きたのにレースを続ける気になれない」と受け止めた。 事故現場は、吹上温泉と十勝岳温泉を過ぎてカーブに差し掛かる幅員7・3メートルの下り坂。2019年大会でも使用したコースだった。 大会本部は、スタート近くの交差点や急な坂道、カーブが多い箇所など、走行に注意が必要な区間で一般車両を通
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