第4話+巡り愛 (スマホでアイコンや吹き出しが見えないときはPC表示にして閲覧ください) ほおずきれいこさん。 かくかくしかじかで、やっと巡り合えました。まさかブログをやっていたなんてびっくりしました。 あら、懐かしい。あなたが、あの時に私のブランコの隣にいた男の子ね。 そうなんです、あれから二十年が経ちましたね。 どうりで私も三十過ぎになるわけだわ。 …歳とっちゃったなあ… そんなことないですよ。れ、れいこさんは、ぼくの初恋の人なんです。 あら、そうだったの。嬉しいわ。 そう言えば、土管の中で雨に濡れていた時、あの時、涙も流していたの知ってた? お父さんとお母さんが別れて私は母と、弟はお父さんと一緒に暮らすことになって家族がバラバラになることが悲しくて泣いていたの。 そう言ってましたね ほら、私のハンカチと交換で、サンリオのマイメロディのピンクのハンカチをくれましたよね。 これその時のハ