日本経済にとって極めてシリアスな未来予想がある。デモグラフィー(人口統計学)による将来人口推計だ。少子高齢化で2055年の日本は、最も人口の多い年齢が男女とも80歳を超えると予想されている。そんな日本がいかにして危機を乗り越えるか――「産めよ増やせよ」の政策が必要になってくるが、世界でこういった政策は効果をあげているのか? 大前研一氏が解説する。* * * 「産めよ増やせよ」政策は、フランスやデンマークに学ぶべきである。少子化対策に成功した先進国としてメディアで頻繁に取り上げられるフランス(合計特殊出生率1.99/2009年)は、出産祝い金や育児手当の充実ぶりばかりに焦点が当たり、生まれてきた子供に対する日本との「法律上の扱いの違い」はさほど注目されない。だが、フランスの場合、生まれてきた子供の58%は親が結婚していない、つまり「親が結婚していなくても子供は法律上差別されない」ことが、出生
(CNN) 米国カンザス州で6日、1等賞金が史上最高額の6億4000万ドル(約530億円)となった米高額宝くじ「メガミリオンズ」の当選券の持ち主が名乗り出た。同州の宝くじ関係者が明らかにした。ただ、この当選者は匿名を希望しており、氏名は公表されていない。 この人物はカンザス州オタワ郡のコンビニエンスストアでくじを購入した。抽選は先月30日に行われたが、2日まで当選を知らなかったという。 他の2枚の当選券はメリーランド州とイリノイ州で販売された。3人の当選者のうち、名乗り出たのは今回のカンザス州の当選者が初めてだ。3人の当選者には、分割払いの場合、税引き前で約2億1860万ドル(約180億円)が支払われる。ただ、カンザス州の当選者は一括払いを希望しているため、受取額は1億5700万ドル(約128億円)となる。 一方、メリーランド州では、マクドナルド店員で7児のシングルマザーであるメルラ
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