19日付の中国紙、新京報などによると、中国遼寧省大連市の港にある石油パイプラインの爆発事故で、海に流出した原油は1500トンに上り、海面の汚染面積は100平方キロになるとみられることが分かった。 当局は既にオイルフェンスを設置し、船舶を出動させて原油の除去作業を開始。今後十数日間で流出した原油の大半を除去できる見通しという。パイプラインは16日夕に爆発した。(共同)
井戸元の周りを、ROVが取り囲んでいる。遠隔操作で動くこのROVによってBOPを直接作動させ、井戸元からの流出を止めようとしたが、これは失敗。何故かBOPは以前として機能しない。 油は合計三箇所から流出を続けている。この図が正確であるとすると、Riserの上端、その手前の折れた部分、そして井戸根元付近の三箇所から流出中。BPのプレスリリースに寄れば、後にこの内の一ヶ所を、ROVによって閉じることに成功。流出箇所は二箇所へ) 図中左側、別のSemi-sub型リグDevelopment Driller Ⅲが、リリーフ井(Relief Well)を掘削している。この井戸は、横川から油が噴出している油層に直接掘り込み、セメントを圧入して流出を抑えるというもの。既に掘削を開始しているが、ターゲットに到達するまでは60日から90日かかる見通し。
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