[東京電力(9501)]は2011年4月21日、東京都品川区にある大井火力発電所敷地内に、緊急増設電源として、ガスタービン発電装備を設置すると発表した。1100度級ガスタービン発電設備(12.8万kW)と1300度級ガスタービン発電装置(8.1万kW)。使用燃料は都市ガス。運転開始は今年7月を予定。また同年4月22日には神奈川県にある川崎火力発電所にも1100度級ガスタービン発電設備(12.8万kW)を設置すると発表した。使用燃料は天然ガスで運転開始は今年8月を予定している。これらのうち1100度級のもの計2基はタイのEGAT社から3月末に無償貸与されたものである(【4月21日分発表リリース】【4月22日発表リリース】)。 【東電、今夏の電力需給予想を更新発表・ピーク時で5500万kWの需要に対し供給は5200万kW】などにもあるように、今般東日本大地震で発電所に大きな被害を受け電力供給力