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ブックマーク / science.srad.jp (4)

  • 隕石の DNA 成分、宇宙由来であることが確実視される | スラド サイエンス

    1960 年代以降、隕石から DNA 成分が発見されるケースは何件かあり、しかしこの成分が宇宙由来のものか地球由来のものかはっきりしなかったが、NASA の研究により宇宙由来である事が確実視されることとなった (NASA の News Release、CNN.co.jp の記事、doi: 10.1073/pnas.1106493108 より) 。 NASA の研究チームは炭素を多く含んだ隕石 12 種類からアデニンとグアニン、ヒポキサンチンとキサンチン、および核酸塩基に関連した 3 種類の分子を発見した。このうち 2 種類の分子は生物にはほとんど見られないことと、隕石 12 種のうち 9 種は南極で発見されたことから、宇宙で形成されたことを裏付ける根拠になるとしている。

  • エリア51はどのようにソ連の監視衛星から航空機を隠したか | スラド サイエンス

    「エリア51」といえば「宇宙人が居るのでは」という疑惑で話題の米軍基地であるが、実際同エリアでは米軍航空機のテストなどが秘密裏に行われていたことが分かっている。しかし、冷戦時代はソビエト連邦の衛星が米国を監視しており、機密を隠すのも容易ではなかったはずだ。 現在、エリア51に関する冷戦時代の資料が機密指定を解除され、開発中の航空機をどのように隠していたのか、といった情報が次々と明らかになっている (National Geographicの記事、 日語版記事、 家/.)。 エリア51では最新鋭のステルス機などがテストされていたことが知られているが、隠す方法はかなり原始的だったようだ。ソ連の監視衛星リストをチェックして正確なスケジュールを確認、衛星がエリア51をチェックしていない時を見計らって航空機をハンガーから引っ張り出してテストし、衛星が水平線から昇る前に格納する、という作業を繰り返し

  • 世界の言語の起源解明か | スラド サイエンス

    最新の研究によると、世界中でおよそ6,000種類ある近代言語のすべてが、5~7万年前のアフリカで初期の人類が話していた言語を祖語として持つ可能性があるという( 概要、 WSJ.comの記事 、 ウォール・ストリート・ジャーナル日版の記事 ) 研究成果を発表したのは、ニュージーランド・オークランド大学の進化心理学者クェンティン・アトキンソン氏。4月15日発行の「Science」誌に掲載された。アトキンソン氏によれば、アフリカから他の地域に移住した人々とともに言語が世界に広がり、すべての文化の基礎になったのだという。この発見は、最初の話し言葉の発生と拡散、人類の進化への貢献などに関する説明に役立つ可能性がある。 アトキンソン氏の研究は、語の音声を構成する最小の単位である音素に基づくもので、少数の集団が母集団から離れる際に、遺伝的な多様性や複雑性が緩やかに失われるという「創始者効果」の考えを借

  • 科学とは「信じること」なのか? | スラド サイエンス

    宇宙の起源や原理、人間の進化などに関する、波動方程式や量子電磁力学、分子生物学などを含めた科学的な解説を、科学者以外の人々が理解するのは難しい。我々が物理学や天文学、生物学などにおける驚くべき複雑な科学現象を事実として認める場合、その理由ではなく、「信じる」という行為を通じて受け入れているというのが正直なところだろう。 物理学者のリチャード・ファインマンは著書「The Character of Physical Law 」で「量子力学を理解している人はいないと言っても差し支えないだろう」と書いた。この分野のを何冊も執筆した彼自身も例外ではないということだ。 実際のところ、厳密な科学的真理や数学・象徴形式が理解できるようになるまでには何年も熱心に勉強する必要がある。そうでない我々は、真理を理解してわかりやすい言葉で説明してくれる専門家に依存することになってしまう。そこに科学と科学者にとって

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