道頓堀川から引きあげられるカーネルサンダース像の下半身=11日午前9時12分、大阪市中央区、諫山卓弥撮影 大阪・道頓堀川から24年ぶりに上半身が見つかったカーネル・サンダース像のものとみられる下半身と右手が11日午前、川底から発見された。1985年10月に阪神タイガースが21年ぶりにリーグ優勝した際、興奮したファンに投げ込まれ、行方がわからなくなっていた。左手と両足先がまだ見つかっていない。 この日朝、道頓堀川の歩道工事の作業員やダイバーら10人が、上半身部分の発見地点に近い、新戎橋(大阪市中央区道頓堀2丁目)付近に集合。報道陣や通行人らが見守るなか、午前8時50分にダイバーが道頓堀川に入り、3分後にまず右手、9時10分ごろにヘドロの中から下半身を掘り出し、慎重に引き揚げた。