マンガでもゲームでもラノベでも、人気が出てからアニメ化されるまでには数年のタイムラグがある。 まるで天体観測のように、アニオタはオタク業界のはるか昔の幻像を見ているのだ。 そして馬鹿らしいことに、しばしばアニオタは「アニメ化された時期」で作品を語りはじめる。 2014年に書かれた作品を2018年にアニメで観て「2018年ならではの作品だ」と評してしまう。 2015年に書かれた作品を2018年にアニメで観て「2017年の流行の後追い」と腐してしまう。 アニメが重要であることは否定しない。 アニオタの数は最も多く、アニメ化による影響は非常に大きい。 アニメがメディアミックスのゴールであるという風潮は確かに存在する。 しかしアニメはオタクの最前線ではないのだ。 スマホに驚く田夫のように生きてゆけアニオタよ。