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ブックマーク / nextsociety.blog102.fc2.com (10)

  • 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」1話「鉄と血と」感想-「ガンダムが叫びたがっているんだ」

    長井龍雪と岡田麿里の「あの花」「ここさけ」コンビの新作ガンダム。 田中将賀さんも参加が自然なような気もするが事情があるのだろう。 「鉄と血と」というサブタイトル、 地球圏に反旗を翻す少年達の戦いな世界観をみると、 ガンダムより「太陽の牙ダグラム」を彷彿とさせる。 1話は独立運動のお姫様クーデリアを守るために 主人公・三日月達がいる警備会社が請負ったら、 別の組織が襲いピンチになったところを、 三日月がガンダムを起動させて敵MSを倒して終わる。 Aパートでキャラクターと世界情勢を説明を尽くして語り、 Bパートでガンダムにとって大切なメカアクションを描く王道的構成だ。 サブタイ通りな血と鉄の汗臭い世界にみえつつも、 良い意味で脱臭され、爽やかに感じさせるバランス感覚もあった。 火星の底辺に生きる若者たちの反抗の中で 純真な少年三日月はどう動くのか。 寡黙で能動的な姿は見せないが、秘めたる思いは

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」1話「鉄と血と」感想-「ガンダムが叫びたがっているんだ」
    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2015/10/05
    ビキニ姿で戦う女戦士とか珍しくないのにどうして男性が半裸でロボット兵器に乗ることに批判的意見があるのか。
  • 高坂麗奈の圧倒的存在感「響け! ユーフォニアム」8話

    「響け!ユーフォニアム」8話は、 高坂麗奈の圧倒的存在感が際立った。 まず久美子と一緒に山に登る時の、高坂さんが髪を縛るシーン。 シュシュを、口を使って作る描写、 髪を縛る時の腋の動きが素晴らしい。 特に右脇の影の部分もきちんと描かれていて、 見ているだけで高坂さんのエロスが伝わってくる。 また久美子の顔を指でなぞる時の上唇あたりのプルルン感。 このプルルン感は久美子によるものだが、 人の顔に指を当てる行為をする、高坂さんの方がキレキレである。 自分は他の人間とは違う、 「特別」になりたいと久美子に告白した時の 高坂さんの髪の色トレス(線画の部分に色をつける)の美しさ。 この色トレスの処理を施す事で、 高坂さんが特別な存在のように見えるのは私だけか。 最後にワンピースのひるがえり。 服の生地の柔らかさを感じずにはいられない。 アニメーションの快楽性が凝縮された瞬間だ。 これらの描写によって

    高坂麗奈の圧倒的存在感「響け! ユーフォニアム」8話
  • 京アニ作品のキャラの瞳リストを作ってみた

    「響け!ユーフォニアム」の瞳の配色に興味を持って 以下の二つの記事を書いた。 「響け!ユーフォニアム」の瞳の色の描き方について 「響け!ユーフォニアム」と「中二恋 戀」の瞳の描き方を比べてみた ただユーフォニアムと中二恋だけしか比べないのは、 片手落ちなのもいいところなので、 京アニ作品を集めて瞳のリストを作って、比較したいと思った。 こうして見ると、「響け!ユーフォニアム」の瞳の光沢の配色で 茶系の瞳の色の中に緑色の光沢を入れているのは異色だとわかる。 (※響けユーフォニアム) またこうして瞳を見比べてみると、 京都アニメーションは瞳を透き通るような感じで描いて 瞳の透明感・奥ゆき(立体感)を追求しているようにも感じた。 基的には作品ごとで様々なアプローチをしているとも思った。

    京アニ作品のキャラの瞳リストを作ってみた
  • 「Gのレコンギスタ 3話」の排泄描写の意味-日常と非日常の接続

    ガンダム Gのレコンギスタ」3話を視聴。 クリム・ニックが襲撃した混乱に乗じ、Gセルフに乗ったアイーダに連れられて、 海賊の元へ行くことになったベルリとノレド。 世界の中心たるキャピタルの外に出たことで、 ベルリが今後世界の真実を知ることになる予兆を感じさせた展開。 3話は海賊部隊の才気あふれる若きパイロットである クリム・ニックの3枚目的な立ち振る舞いが面白かった。 また幾度となく描写される動物の描写は、 りギルドセンチュリーは自然が回復している世界という予感と 動物達のコミカルな仕草は、手塚治虫・虫プロ的な系譜を感じさせた。 日常と非日常をつなげるモビルスーツ内での排泄描写 さてGレコ3話では、クリム・ニックにも関わる見逃せない描写がある。 それはモビルスーツ内で起こる排泄描写である。 モビルスーツの操縦席が、そのままトイレにもなっている。 初めてガンダムのモビルスーツの操縦席にトイ

    「Gのレコンギスタ 3話」の排泄描写の意味-日常と非日常の接続
    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2014/10/11
    自称海賊と褐色の不思議ちゃんはともかくノレドが平然としてるのは気になった。アイーダは狭い兵器室内での排泄なぞ慣れているかもしれないがノレドは普通の高校生でしょ。
  • 「桜Trick」のシャフト的・ひだまりスケッチ感溢れる演出について

    「桜Trick」1話を視聴。 (キスシーンは凄かった) OPクレジットを見たら石倉賢一さんが監督をしているのを知り どんな画面作りをするのかを期待していたら、 石倉さんが「☆☆☆」ではシリーズディレクターも担当した シャフト制作「ひだまりスケッチ」シリーズ的な演出をしていたのが印象的だった。 ではシャフト的、ひだまりスケッチ的な演出をしてるのかを挙げてみる。 ①平面的な構図とテクスチャー処理の多用 キャラクターの後ろ髪をテクスチャー処理し 「ZZZ]や汗などの漫符を盛り込んだ平面的な構図。 「ひだまりスケッチ」でもよく見られた絵作りだ。 ②イメージBG・実写的素材の使用 イメージBG(イメージで描かれる背景・キャラの感情を表現の為に使われる)を多用した背景。 こちらも背景はイメージBGだが、 イメージBGにプラスして実写的な素材を当て込むのもシャフト作品らしい。 ③明度の高い色づかい 「ひ

    「桜Trick」のシャフト的・ひだまりスケッチ感溢れる演出について
  • 「革命機ヴァルヴレイヴ」の悪意。そして何が革命されたのか

    革命機ヴァルヴレイヴ最終話を視聴。 今回の記事では、編で描かれた「悪意」とタイトルにも使われる「革命」について考察する。 まず「悪意」について。 冒頭、エルエルフがジオール総統の喉元を切り裂き、ドルシア総統がマギウスである真実は 一時は世界を暴いてみせたが、「101人評議会」の情報操作によって隠蔽される。 まるでドルシア総統の傷口が塞がるように隠蔽される。 一方、その後に起こった各地のクーデターは「101人評議会」によれば真実もあったようだが、 デマゴギーによる悪意ある扇動が主であったようだ。 この嘘にまみれた扇動の方がエルエルフ達の行動より「101人評議会」を恐怖させた。 (※この蜂起もエルエルフの情報がキッカケではあったが) つまりヴァルヴレイヴ最終話は、真実より嘘も含まれた悪意の方が 人々を動かしてしまう(悪意の拡散)ことを描いていた。 こうした人々の悪意を上手くヴァルヴレイヴは上

    「革命機ヴァルヴレイヴ」の悪意。そして何が革命されたのか
    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2013/12/29
    マギウス狩りとかいろいろあったけど革命はなされ異星人との対話した。しかし第三銀河帝国は食物連鎖の頂点たるカミツキに支配されている。パクスロマーナなのかディストピアなのかはわからないが。
  • 戦場ヶ原ひたぎと羽川翼の相違。そして割かれたキャベツとパン-<物語>シリーズ セカンドシーズン2話

    物語シリーズセカンドシーズン 第2話「物語(白)つばさタイガー其ノ貳」を視聴。 とても面白かった。 それは、戦場ヶ原ひたぎと羽川翼と繋がる可能性を描きつつも違う面が 上手く演出されていたからだ。 まずは 戦場ヶ原ひたぎと羽川翼が一緒にシャワーを浴びるシーン。 今回の序盤に挿入された展開。 裸も多くサービスシーン的な意味合いも強いシーンの連続が描かれる。 ただ物語的な意味合いでいえば、このシーンは二人の親密性の強調が描かれている。 この後に一緒の布団で寝て、ご飯をべるのも親密性を描くことの延長。 二人がお互いに近づいた存在としても描かれている。 しかし 戦場ヶ原ひたぎと羽川翼が決定的に違っていたことが、 後半の羽川翼が作った朝でわかってしまった。 どうやら羽川翼は平たくいえば味が無い事でも問題がなく、 もっといえば好き嫌いが無い、興味関心が無いようだ。 ここで前半描かれてきた楽しそう

    戦場ヶ原ひたぎと羽川翼の相違。そして割かれたキャベツとパン-<物語>シリーズ セカンドシーズン2話
  • URA演出とシャフトという器-<物語>シリーズ セカンドシーズン 5話

    物語シリーズ セカンドシーズン 5話を視聴。 羽川は失恋したかったのだと思う。 好きも嫌いもなく、嫉妬や妬みといった感情を切り離してきた彼女が はじめて負の想いを、自分の心に抱き受け止める瞬間。 その失恋の痛み、心の痛みを描き、 そこからの羽川の始まりを描くのが、今期の<物語>シリーズだった。 私が<物語>シリーズを見続けているのは、様々な要素はあるにせよ 最終的にはとてもシンプルな恋物語で最後は収斂する所が好きだからだ。 その意味では「何」を伝えるより、「どう」伝えるかに心を砕いた作品なのだと思う。 そして羽川の手紙部分の演出は作のOPも手がけているURAさん。 ゲーム「いただきじゃんがりあんR」のOPっぽいカットの繋ぎ方や画作りをしていて (特にマンガの吹き出しや羽川のプロフィールが描かれているのはURAさんっぽい) 今回のコンテ・演出はURAさんかなぁ、OPもやってるし編をやるの

    URA演出とシャフトという器-<物語>シリーズ セカンドシーズン 5話
  • なぜ俺妹9話の舞台は草津温泉だったのか?

    俺の妹がこんな可愛いわけがない。9話を視聴 京介と桐乃が失踪し連絡がつかなくなった黒を探し、黒に真意を問いつつも、 実際には京介や桐乃の真意もあらわになっていったのが9話のメイン展開。 お互いの音がどんどんエスカレートしていきながらも、 桐乃も黒も京介が好きだってことがわかっていく、 今シリーズの一つのクライマックスともいえる名エピソード。 今回、黒を探しに行った先は、群馬県の草津温泉だった。 温泉街の中心部に湯畑があるのが草津温泉の特徴だろう。 さて気になったのが、なぜ今回の舞台が草津温泉である必要があったのか。 早速、今回の物語のテーマに連想させて 「草津温泉 恋」と検索をかけてみたら、以下のような単語が見つかった。 お医者様でも草津の湯でも、恋の病は治りゃせぬ (参考:草津節) どうやらこれは草津温泉にちなんで生まれた草津節という民謡の一節。 元々、恋にまつわる話題/恋の病

    なぜ俺妹9話の舞台は草津温泉だったのか?
  • Fate/Zero 15話「セイバーのエクスカリバー炸裂!爽快感が溢れていました!」(感想)

    今回はこの作品における セイバー屈指の見せ場回でした。 「エクスカリバーっ!!」て聞くだけで 燃えてしまうのは私だけでしょうか。 アーチャーVSバーサーカーも含めて 見ごたえある展開の連続。 聖杯戦争は中盤戦を迎えた感じです! 感想 ライダーは固有結界を用いて、キャスターを足止めすると言います。 時間稼ぎ・足止めする間に有効策を考えてくれと言いながらライダーは行きます。 このシーンでも大人対小僧のパターンが用いられていて安心します。 アーチャーとバーサーカーの戦い。まるで空戦のような感じ。 板野サーカスっぽい感じで、ビームのエフェクト軌道です。 アーチャーとバーサーカーのそれぞれのマスター対決。 遠坂時臣はさすがに強い。雁也を焼き尽くしてしまいます。 この炎の描写は中々凄いなぁと思いました。 切嗣から電話で、セイバーの法具を使ってキャスターを止めるように伝えられます。 セイバーの腕に呪いを

    Fate/Zero 15話「セイバーのエクスカリバー炸裂!爽快感が溢れていました!」(感想)
    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2012/04/15
    RT @ohagi23: Fate/Zero 15話「セイバーのエクスカリバー炸裂!爽快感が溢れていました!」(感想)
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