長井龍雪と岡田麿里の「あの花」「ここさけ」コンビの新作ガンダム。 田中将賀さんも参加が自然なような気もするが事情があるのだろう。 「鉄と血と」というサブタイトル、 地球圏に反旗を翻す少年達の戦いな世界観をみると、 ガンダムより「太陽の牙ダグラム」を彷彿とさせる。 1話は独立運動のお姫様クーデリアを守るために 主人公・三日月達がいる警備会社が請負ったら、 別の組織が襲いピンチになったところを、 三日月がガンダムを起動させて敵MSを倒して終わる。 Aパートでキャラクターと世界情勢を説明を尽くして語り、 Bパートでガンダムにとって大切なメカアクションを描く王道的構成だ。 サブタイ通りな血と鉄の汗臭い世界にみえつつも、 良い意味で脱臭され、爽やかに感じさせるバランス感覚もあった。 火星の底辺に生きる若者たちの反抗の中で 純真な少年三日月はどう動くのか。 寡黙で能動的な姿は見せないが、秘めたる思いは