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ブックマーク / sorae.info (6)

  • 天の川銀河で「ダイソン球」の候補を7個発見? 違ったとしても興味深い発見

    非常に高度な文明が建造すると予想されているものの1つに、恒星から放出される全てのエネルギーを利用するための巨大な構造物「ダイソン球(Dyson sphere)」があります。ダイソン球は赤外線の形で熱を排出するので、遠く離れた地球から完成したダイソン球を観測した場合、赤外線を過剰に多く放出する “恒星” として観測されるでしょう。 ダイソン球を捜索する「プロジェクト・ヘーパイストス (Project Hephaistos)」は、地球から比較的近い距離にある恒星約500万個を対象にダイソン球の捜索を行いました。その結果、ダイソン球の可能性を否定できない天体が7個見つかりました。もちろん、現段階では単なる自然天体である可能性の方がずっと高く、ダイソン球を実際に見つけた可能性は低いでしょう。しかしそれでも、かなり変わった性質を持つ恒星を発見したことになるため、興味深い発見と言えます。 【▲ 図1:

    天の川銀河で「ダイソン球」の候補を7個発見? 違ったとしても興味深い発見
  • 長い夜が明けて着陸機と探査車は応答せず インド月探査「チャンドラヤーン3号」続報

    インド宇宙研究機関(ISRO)は現地時間9月22日、月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」のランダー(着陸機)とローバー(探査車)について、着陸地点の夜が明けた後に通信が確立できていないことを明らかにしました。【2023年9月27日11時】 【▲ チャンドラヤーン3号のローバー「Pragyan」に搭載されているカメラで2023年8月30日に撮影されたランダー「Vikram」(Credit: ISRO)】チャンドラヤーン3号はISROによる3回目の月探査ミッションです。探査機は月面に着陸するランダー「Vikram(ビクラム、ヴィクラム)」、ランダーに搭載されているローバー(探査車)「Pragyan(プラギャン)」、着陸前までの飛行を担う推進モジュールで構成されていて、ランダーには3基、ローバーには2基の観測装置が搭載されています。 【特集】インドの月探査ミッシ

    長い夜が明けて着陸機と探査車は応答せず インド月探査「チャンドラヤーン3号」続報
  • ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した「車輪銀河」の画像が公開された

    【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した「車輪銀河」。近赤外線カメラ「NIRCam」と中間赤外線装置「MIRI」を使って取得された画像をもとに作成(Credit: NASA, ESA, CSA, STScI)】こちらは、南天の「ちょうこくしつ座」の方向約5億光年先にある「車輪銀河」(Cartwheel galaxy、ESO 350-40)と2つの伴銀河(衛星銀河)です。 車輪銀河はその名が示すように、直径約15万光年とされる大きなリング構造や、内側と外側のリング構造をつなぐスポークのような構造を持つ印象的な姿をしています。大小のリングやスポークを彩る赤色は、炭化水素に富む塵の分布に対応しています。いっぽう、スポークの隙間から見える青色の輝きは、個々の星や星形成領域(ガスや塵から新たな星が形成されている領域)を示しています。 この画像は、2022年夏から格的な観測を始めた「ジェイムズ

    ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した「車輪銀河」の画像が公開された
  • 天の川銀河には高度な文明が36以上存在している可能性

    アメリカ国立電波天文台の「カール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群(VLA)」(Credit: Alex Savello)「人類はこの宇宙で孤独な存在なのか」、その問いに対する答えは今も見つかっていません。今回、通信技術を獲得した知的生命体による文明が天の川銀河に幾つ存在するのかを推定した研究成果が発表されています。もしも他の知的生命体と交信したいと願うなら、まずは私たち自身が滅びないために努力しなければならないようです。 ■きびしい条件でも高度な文明が36以上存在している可能性Christopher Conselice氏とTom Westby氏(いずれもノッティンガム大学)は、通信技術を得るに至った人類が登場するまで地球の誕生からおよそ50億年かかったことを念頭に、誕生から50億年以上経った恒星の割合、適度な惑星がハビタブルゾーンに存在している恒星の割合、他の知的生命体との通信を可能と

    天の川銀河には高度な文明が36以上存在している可能性
  • ブラックホール?それとも中性子星?「質量ギャップ」の天体とは

    昨年6月に観測された、正体不明の爆発現象「AT2018cow」。およそ2億光年先で発生したこの現象が超新星爆発によるものだったとする研究成果が発表されました。 ■超新星爆発か、それともブラックホールに恒星が引き裂かれたか 2018年6月16日、ハワイの小惑星地球衝突最終警報システム「ATLAS」が、... ■ブラックホールと中性子星のあいだに横たわる質量ギャップを埋める存在太陽の8倍以上重い恒星が超新星爆発を起こすと、ブラックホールや中性子星が誕生すると考えられています。ブラックホールの質量は太陽の5倍以上、中性子星の質量は太陽の2.5倍以下とされていますが、「質量ギャップ(mass gap)」と呼ばれる太陽質量の2.5~5倍の範囲については観測例がなく、ブラックホールと中性子星の境界には謎が残されていました。 日時間2019年8月15日朝、アメリカの重力波望遠鏡「LIGO」と欧州の「V

    ブラックホール?それとも中性子星?「質量ギャップ」の天体とは
  • NASA、新月面探査プログラム「アルテミス」を命名

    NASAは新たな月面探査プロジェクトを「アルテミス(Artemis)」と命名しました。なお、アルテミスはギリシャ神話の月の女神の名前です。 現在、アメリカは2024年までに宇宙飛行士を月へと送り込むことを目標としています。2019年3月にマイク・ペンス副大統領は、月の南極に女性か男性の宇宙飛行士を着陸させると発言しました。 さらに、トランプ大統領は2020年の会計予算にて、月面着陸プロジェクトに対する16億ドル(約1800億円)の追加予算を発表しています。また、ロケットや宇宙船「オリオン」の開発、月の極領域でのロボット探査にも言及しています。 NASAは2024年の月面探査を実現するため、宇宙飛行士用のモジュールとなる「ゲートウェイ」計画を縮小し、月面着陸に注力する方針です。一方で、月での長期的かつ持続可能なプレゼンスの支援は、2028年まで延長されています。 Image: NASA ■N

    NASA、新月面探査プログラム「アルテミス」を命名
    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2019/05/17
    普通宇宙飛行士は女性か男性のどっちかだよね。今回はトランスジェンダーや半陰陽ではないってことをわざわざ強調したの?
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