キルギス・オシ(Osh)で国民投票の票を投じるローザ・オトゥンバエワ(Roza Otunbayeva)暫定大統領(2010年6月27日撮影)。(c)AFP/KYRGYZ PRESIDENTIAL PRESS SERVICE/SAGYN ALCHIYEV 【6月28日 AFP】キルギスで27日、新憲法案の是非を問う国民投票が行われた。ローザ・オトゥンバエワ(Roza Otunbayeva)暫定大統領は新憲法が承認されたと発表した。 議会制民主主義を目指す憲法案の承認は、クルマンベク・バキエフ(Kurmanbek Bakiyev)前大統領が失脚した4月の政変後に発足した暫定政府の正統性を示す上で極めて重要だ。 今月、多数派のキルギス人と少数派のウズベク系住民による民族衝突で数百人が犠牲となり、国家が崩壊に向かっているとの懸念が渦巻く中、暫定政府は国民投票の実施に踏み切った。 オトゥンバエワ暫定