「Chrome」が将来、「Never-Slow Mode」(遅くならないモード)という新機能を搭載するかもしれない。重いウェブページを刈り込んで、高速な描画を維持するというものだ。 オープンソースプロジェクト「Chromium」で進行中の取り組みにおいて、このプロトタイプの機能が説明されている。Never-Slow Modeを有効にすると、「メインスレッドをクリーンに保つ意図で、インタラクションごとのバジェットを強制する」という。 Never-Slow Modeは、設計文書が公開されているわけではない。しかし、容量の大きなスクリプトを伴うウェブページを同機能でスピードアップさせる仕組みの概略を、機能のオーナーであるChrome開発者のAlex Russell氏が記している。 Russell氏は次のように説明している。「大きなスクリプトのブロック、特定のリソースタイプ(スクリプト、フォント、