表参道についにアップルストアがオープンする。ファッションやデザイン関係の仕事に携わる人が多いこのエリアでは、元々、駅のプラットフォームや構内を見渡してもiPhone利用者の比率が特に高く、昔からアップル直営店を望む人が多かった。 日本では、2003年11月に米国外初のアップルストアが銀座にできたのを皮切りに、2006年6月のアップルストア札幌まで7つの店舗がオープンしている。 しかしその後はかたくなに、(グローバル戦略を貫くアップルにしては珍しい)日本特有の販売形態である、量販店内に開設するApple Shopの整備と全国展開に注力してきた。 当時、米国外でアップルストアがあるのは日本とイギリスくらいで、総店舗数は151店舗ほどしかなかったが、この8年のあいだに、米国のアップルストアは50の州に対して254店舗に、英国の店舗は37店舗、カナダに29店舗、オーストラリアに21店舗、フランス1