大型エピソード「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」が完結し、忍殺の本アカウント(https://twitter.com/njslyr)では現在クールダウンを意図したような独立した好短編が連載中。 メインストーリーには大きな動きのなさそうなこの機会に、『ニンジャスレイヤー』における物語を俯瞰して眺めてみたい。 ニンジャスレイヤーの物語の大枠 ニンジャスレイヤーにおける物語の大枠は以下の3つ。 1.時系列シャッフルされた連作短編。それ単体でおもしろい「ニンジャが出て殺す短編」がモザイク状に組み合わさっていくことで、より大きな物語が浮かび上がる。 2.縦軸としてのロングスパンな復讐劇。突き詰めるとフジキドの復讐の相手はダークニンジャことフジオ・カタクラであり、ナラクの復讐の相手はカツ・ワンソー。神秘の彼方に隠されたカツ・ワンソーに対してフジオは比較的手に届きやすいところにいるが、第二部以降裏主
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