広い地下街、磁場のゆがみ……そんな東京駅でも迷わない、屋内測位技術を公開:センシング技術(1/2 ページ) CSRの屋内測位技術「SiRFusion」は、Wi-Fi信号やGPSの情報、加速度センサー/角速度センサーなどを組み合わせて屋内外の測位を行うシステムだ。新たにインフラを設置しなくても、既存のもので対応できるのが最大の特長となっている。 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、測位環境(自分がいる位置を把握できる環境)を活用したさまざまなサービスの展開が検討されている。例えば、目的地へのナビゲーションや、近隣店舗/施設のサービス情報の送受信といった具合だ。とりわけナビゲーションは、日本語が分からない外国人が利用したり、災害時などに避難経路を示したりと、重要になると考えられている。 こうしたサービスを展開するには高い精度で屋内外を測位する必要がある。CSRは「ここ半年
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