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historyとwirelessに関するfutoshi0417のブックマーク (5)

  • 第13回 UWB とは何だったのか(3)

    前回、前々回にわたってUWB技術に掛けられた過大な期待、IEEE 802.15.3a標準をめぐる企業エゴの衝突、Wireless USBへの集中とその挫折という物語を取り上げてきました。今回はちょっと「上から目線」になることを承知で、一体UWBの何が悪かったのか、どうすればよかったかについて語ってみます。 IEEE 802.15.3a 標準化委員会の問題 UWBの失敗を検討するうえで真っ先に俎上にのせられるのは、時間と労力の空費に終わったIEEE 802.15.3aの標準化の失敗でしょう。その背後には米Freescale社(DS-UWB、 UWB Forum) と 米Intel社 (MB-OFDM、MBOA/WiMedia) という2大企業のデファクト・スタンダード争いがあったことは前回紹介した通りです。これを企業エゴと批判するのは容易なことですが、商業的技術は企業の利潤追求活動がなければ

    第13回 UWB とは何だったのか(3)
  • 第12回 UWBとは何だったのか?(2)

    米国FCCが2002年2月14日に発表した法改正を受け、「革新的な新通信技術UWB」「数百M~数Gビット/秒の高速通信」「壁を超えて通信できる?」「雑音を利用して通信」「もはや周波数割り当てという常識は過去ものに」など、誤解や拡大解釈を含んだニュースが華々しく報道されることになりました。半導体業界ではこの新技術を実用化すべく次々に新企業が名乗りを上げ、標準化に向けての動きが始まることになります。今回はこの標準化と製品化にまつわる騒動と、その終焉について語ってみたいと思います。 インパルス・ラジオの(早すぎる)終焉 前回「UWB≒インパルス・ラジオ」、すなわち鋭いピークを持つパルス波形を用い、周波数(F-Domain)ではなく時間軸(T-Domain)を用いて情報伝達する方式として解説しました。実際、早期に開発に向けて名乗りを上げたUWBチップ・メーカーは「Time Domain」「Stac

    第12回 UWBとは何だったのか?(2)
  • 第11回 UWBとは何だったのか?(1)

    かつて「UWB(Ultra Wide Band、超広帯域無線通信)」というキーワードがエレクトロニクス業界を騒がせたことを覚えておられるでしょうか。壁を通して通信できるとか、有線接続より速い通信ができるとか、雑音を使って通信するとか、もはや周波数の規制を受けないのだとかの非常識な、しかし当だとすると革命的な噂が飛び交い、そして何やら規格制定に関するイザコザが報じられ、やっと規格が固まった!待ちに待った「Certified」UWB製品が出るよ!というニュースの後、なぜか話を聞かなくなりました。 UWBとは一体何だったのか?一体なぜあんな夢のような噂が流れ、なぜ規格制定でゴタゴタし、なぜ製品が出たと思った頃に消えて行ったのか?今回は幻に終わった夢の無線通信方式、UWBについて数回にわけてお送りしたいと思います。 「壁を通して1Gビット/秒で通信できるって?!」 私がUWBに関して最初に聞いた

    第11回 UWBとは何だったのか?(1)
  • 第2回:ISSCCに見るアナログ分野のトレンド(2009~2011年)

    前編より続く 連載の第2回は,日経エレクトロニクスの「ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference)」のプレビュー記事から2009~2011年のアナログ分野のトピックスを取り上げ,技術トレンドを見る。ISSCCにおけるアナログ分野のセッションは,2008年に引き続いて2009年も3セッションだったが,2010年には「アナログ」セッションから「PLL」セッションが独立して合計4セッションになった。しかし,2011年は再びPLL関連の発表が「アナログ」セッションに吸収され,3セッション体制に戻った。(Tech-On!) ISSCC 2009に見るアナログ 低Chopping雑音のCMOSアンプや サブサンプリング方式のPLLが登場 前回に続き今回もアナログ回路の高性能化技術の発表が相次ぐ。計測制御装置向けCMOSアンプの高精度

    第2回:ISSCCに見るアナログ分野のトレンド(2009~2011年)
  • 熱中倶楽部ブログ:NHKブログ | 熱中人リポート | やってみることのすごさ『旗振り山熱中人』

    今回レポートする「『旗振り山』熱中人」の放送は BS2 7月25日(土) 18:00~18:44 BS hi 7月26日(日) 21:00~21:44 BS hi(再) 7月27日(月) 12:00~12:44 です! 熱中人さんたちの熱中ぶりには毎回驚かされるのですが、その驚きには2種類あります。ひとつはもちろん「なんでそんなに熱中できるの?」という驚き。もうひとつは「そんなものがあるんだ!」という驚きです。 今回の「旗振り山」は後者のびっくりを堪能できますよ。みなさんご存じでしたか?「旗振り山」。ぼくはまったくの初耳でした。今回の熱中人は、この旗振り山に熱中している柴田さんです。 旗振り山とは、その名の通り、その上で旗を振る山のこと。なんでそんなことをするのかというと、情報を伝達するため。もちろん現在は行われていません。旗振り通信が行われていたのは江戸時代の中頃から大正のはじめにかけて

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