電話のプッシュボタンの配列、逆三角形や十字等いろいろ案があったのです2013.09.09 10:00 そうこ ボタンの配列、それは使い勝手。 1960年、電話はその姿を変え始めました。ダイヤルからプッシュボタンへ。プッシュブタンの電話は未来の象徴だったのです。そこで、エンジニアが直面した問題は、ボタンの配列をどうするか、ということでした。 今では当たり前のボタン配列、ここに行き着くまでにはたくさんの案があったようです。こうして見ると、多くのものはアイディアの闇にはまったとしか思えない迷走案ですが、この迷走を経て今の配列があるのですから。 現代のレイアウトに行き着いたのは、ベル研究所で才能あふれる精鋭達が腕をふるって考え抜いたから。何百というレイアウトを試して、そのスムーズさや早さをテストしていったからです。最も使いやすく、間違いが少ない並びは何なのか、とにかくテストしまくったのです。 その