記憶はできるが忘れてしまうという理不尽な機能をぼくら人間は生まれながらに抱え込んでいる。『君の名は。』は、この記憶を忘れる悲しさと、そして、思い出す喜びを描いた作品だと感じた。このテーマは人間なら誰しもが無視できないだろう。 この物語にぼくらが強く惹かれる理由はそこにあるんだとぼくは思った。 人間の記憶を忘れる悲しさと思い出す喜び 小説 君の名は。 (角川文庫) 作者: 新海誠 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー 発売日: 2016/06/18 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (7件) を見る 『君の名は。』の小説版を読み進めている。映画版はぼくにとってはとても分かりづらい構成だった。「どうして?」と思う点がけっこうあって、それが最後まで見ても自分の中で回収されなかった。 新海誠監督最新作『君の名は。』が思ってたよりも楽しめなかった理由を書き出してみる -
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