Salesforce.comの07年度第3四半期は、決算報告によると、前年同期比で売上げが大幅に伸びたにもかかわらず($74M→$118M)、営業利益は損失でした。これで、07年度は3四半期連続で「営業損失」となっています。 同社は、アプリケーションの機能、品質レベル、顧客満足度、拡張性などの様々な点で本格的なSaaSの先駆けと見られています。07年度は通期で$500M近くまで売上げを延ばし、スター街道を驀進するはず・・・と皆が思っていました。 しかし、どうして儲からないのでしょうか。 同社の見込みでも今年度は通期で利益が出ないとネガティブな予測をしています。あまりに高機能なサービスであるため、開発費が膨らんでいるのでしょうか。いや、前期の数字ですが、売上高に占める開発費の比率は9%と新興企業にしては低いぐらいです。一方で、販管費の比率は76%にも達しており、粗利の75%を上回ってしまって
米Gartnerは米国時間9月28日,「2011年までに新しいビジネス・ソフトウエアの25%がSaaS(Software as a Service:サービスとしてのソフトウエア)モデルで提供されるようになる」とする予測を発表した。同社によれば,2005年のビジネス・ソフトウエア市場の売上高のうち,SaaSモデルのソフトウエアが占める割合はおよそ5%だったという。 SaaSは,ソフトウエアをサービスとして配信する概念。インターネットを介してアプリケーションの機能をオンデマンドで提供する。同社によれば,SaaSは2000年~2003年にかけてアプリケーション提供モデルとして発展し,多くのプロバイダは主要な機能だけを提供してきた。現在では,機能強化が図られ,企業のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズや設定できるようになっているという。 調査の結果,SaaSモデルの導入状況は,市場部門によって大きく
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く