写真家エドワード・バーティンスキー氏は、絶えず変化する地球の景観、人間の野心の痕跡を撮影している。 およそ4000~5000年前、青銅器時代と呼ばれていたころから、人類は素晴らしい嗅覚で貴重な資源を探し当て、地球から取り出し続けてきた。 しばらくは手作業で青銅をつくり、金や銅を採掘していたため、1人の人間が扱うことのできる量は限られていた。ところが20世紀、そして21世紀には、地球の資源を開発するための素晴らしい技術が次々ともたらされた。つまり、産業機械の登場によって、驚異的な規模とスピードで地球を切り裂くことができるようになったのだ。 現代生活のあらゆる部分にテクノロジーが入り込んでおり、テクノロジーは例外なく、地球の資源を必要とする。スマートフォンの二酸化ケイ素(ガラス)、農作物の肥料となるリン、この記事を読者の皆さんに届けてくれるインターネットの銅線。ほかにも数え切れないほどの資源を