ブックマーク / dantandho.hatenadiary.com (193)

  • 暑い日にはこんな曲を聴いていたい 「光進丸」加山雄三 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 暑い日が続いていますね。 日々、無理せず、どうぞご安全にお過ごしください。 湿度が高くて蒸し暑いのがとても耐えられません。 それでも、夕方雨が降ったりすると、その後はしばらくは過ごしやすく感じたりします。 タイの方が過ごしやすく感じるのは、暑くても毎日雨(だいたい大雨)が降っていたからかもしれません。 暑い日に思い出すのが加山雄三さんの「光進丸」。 この曲、昔から好きで、シングルレコードで持っていて何度も聴きました。 波音、イントロ、歌が始まってそれからサビまで、ずっと引き込まれていきます。 聴き終わった頃には、自分も船のうえにいるような気分になります。 歌われている場所は伊豆諸島の周辺ですね。 まだどの島にも行ったことはありませんが、行ってみたい場所であり続けています。 (が船に弱いので、飛行機で行けるところにしか行けないかもしれません) 今日も暑くなりそうで

    暑い日にはこんな曲を聴いていたい 「光進丸」加山雄三 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    fwss
    fwss 2024/07/13
    バラの最終アップへのコメントありがとうございました。ただ花と名前を載せていただけなので百人一首とは格段に程度が低く比較できるようなものでは‥。加山雄三さんの歌は良いですよね。広い海原が想像できます。
  • 2010年9月中旬 シラチャの街も次第に涼しく感じるようになってきた【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    スカパープ公園前のセブンイレブン 2010年9月上旬。 タイの暑さの盛りは4月から5月。 ソンクラン祭り(水掛け祭り)が終わると、ゆっくりと気温が下がり始める。 9月は、午前中は晴れ、午後は雲が増えてきて、夕方から夜に大雨という日が続くようになっていた。 この頃、数日風邪気味だったようだ。 日記には「薄い水割りを飲んで寝る」などと可愛らしいことを書いている。 お酒を飲まず、娘とすごろくをしてから早めに寝ている夜もあった。 状況はわかってきていたが、タイの建物の中のエアコンは身体に負担だった。 冷気の吹き出し口を調整してもらった。 冷たい空気が直接身体に当たっていたのだ。 気を利かせて、僕の席を狙って涼しくしてくれていたのかもしれない。 が、さすがに寒くなり、調整して方向を変えてもらった。 それで冷風は当たらなくなったが、代わりに水滴が席の近くに落ちるようになった。 それもある意味、サービス

    2010年9月中旬 シラチャの街も次第に涼しく感じるようになってきた【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    fwss 2024/07/07
    萩・松陰神社へのコメントありがとうございました。写真の手前の車は、「トゥクトクク」?。今月の3日岡山のRVパークで車中泊してると、隣に「トゥクトクク」で日本一周の3人家族が‥。ご挨拶。びっくりでした。
  • 「世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ」 鎌倉右大臣 非業の死をとげる第三代将軍 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首第93番目の歌の作者は鎌倉右大臣かまくらのうだいじんです。 鎌倉幕府の源頼朝、源頼家に続く第三代将軍源実朝さねとも。 彼は藤原定家を師として和歌を学ぶ文人でもありました。 今回は鎌倉右大臣について紹介します。 鎌倉右大臣とは 生年1192年、没年1219年。 最後は兄源頼家の子公暁によって刺殺されました。 鶴岡八幡宮参拝の帰路のこと。 まだ28歳でした。 鎌倉幕府はこの後、将軍を京都から迎え、政治体制は執権家の北条氏を中心としたものになっていきます。 源氏の血筋に連なる者が将軍となるのは、このずっと後、室町幕府と呼ばれる政治体制を確立した足利尊氏のときのこと。 源実朝の刺殺事件は、鎌倉幕府の体制が決まっていくきっかけになっているようです。 百人一首に選ばれている歌は、実朝が実際に見た光景を題材にしているもの。 鎌倉の浜辺に立ち、漁師の漕ぐ小舟を見ています。 そして「世の中が常に変わ

    「世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ」 鎌倉右大臣 非業の死をとげる第三代将軍 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    fwss
    fwss 2024/07/06
    バラコメありがとうございました。残念ながらバラもダリアも100回目のアップで終了です。もう少しです。何か朝は草花や樹木のアップで繋げたいと思っています。歴史は弱いので捉え方も含め奥深さを感じます。凄い!!
  • 「切腹 鬼役(十二)」坂岡 真 後始末を求められるもの - 安心感の研究 by 暖淡堂

    忠義に篤い若い小姓が切腹を命じられた。将軍家の朝餉の配膳中の失態が理由との事だった。 しかし、それは自らの失態の糊塗を図る上役と、家の断絶を避けようとする裕福な寄合によって着せられた濡れ衣だった。 鬼役の矢背蔵人介は、小姓に着せられた濡れ衣の罪をはらそうとするが、叶わず、蔵人介自身が切腹の介錯を依頼されてしまう。 小姓の才覚と忠義の篤さを認めていた将軍家慶は、自らの脇差を切腹に用いるようにと渡す。 小姓は見事に名誉の切腹を果たす。 やがて、矢背蔵人介は、小姓の上役と、寄合による企みを暴くために剣を振るう。 * 坂岡真さんの悪人の描き方が巧みです。 今回は組織的な不祥事と、それを告発しようとする内部の者との対立や、濡れ衣を着せられて責任を取らされるという設定になっています。 なんだか、お役所仕事の不祥事を告発し、自殺した人を思い浮かべてしまいますが… 「コロナ禍」の期間中に行われたたくさんの

    「切腹 鬼役(十二)」坂岡 真 後始末を求められるもの - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    fwss 2024/05/30
  • こんな発明は特許にならない 特許法の勉強、数年ぶりです - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 あと一月とちょっとで、今の職場を離れて、別の勤め先に出向します。 次の職場では特許法対応が仕事のメイン。 で、その準備として特許法の勉強を再開して(させられて)います。 準備の過程で、面白いと思ったものを紹介させていただきます。 今回は、「特許にならない発明」について。 特許は非常に強い権利です。 発明者が自分の発明した内容を書類にして特許庁に出願した日から20年間、独占的に実施したり、他者に実施をライセンス(許諾)したりできます。 ライセンスは、特許権を取得した人が自分自身で特許の内容を実施できない場合の収入源になります。 ただ、発明は、どんなものでも特許されるのではありません。 まず、特許法における「発明」の定義。 特許法第2条に次のように書かれています。 第2条 この法律で「発明」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なものをいう。 この条文から

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    fwss 2024/05/29
  • 神居古潭の思い出 昭和の北海道のこと - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 子供の頃、祖母に連れられて旭川や鷹栖の親戚の家に行ったことがあります。 函館線で北上。 いくつかのトンネルを通った記憶があります。 で、旭川の手前に、神居古潭駅というのがあって、その辺りの風景なども、うっすらと覚えています。 旭川までつながっていた国道12号線も、神居古潭を通っていたと思います。 この辺り、渓谷になっていて、山の中の感じがしたものです。 ここを超えると「大都会」の旭川になるのですが。 現在のJRの路線や、国道12号線は、神居古潭を通らない形になっていますね。 国道12号線は、僕が大学生の頃に、新しい道ができて、おまけにその後、高速もできたので、すっかり神居古潭のことは忘れていました。 国道12号線からは、神居古潭の方に向かう分岐があったような気がしています。 で、そんなことを思い出しながらYouTubeを観ていたら、ありました、動画が。 大体、記

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    fwss 2024/05/27
  • 「定本 百鬼夜行 陽」 京極夏彦 京極堂世界の入り口と出口 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百鬼夜行 陽 京極夏彦 こんにちは、暖淡堂です。 極私的「京極祭」、まだ続いています。 「京極祭」を始めたきっかけの「鵼の碑」、まだ読めていません。 この前の年末年始に読む予定だったのですが、このゴールデンウィークもまだ辿りつきませんでした。 京極夏彦さんの書籍で、自宅の書棚にはなく、主に図書館蔵書で読んでいるものが数冊あります。 その一冊が今回紹介する「百鬼夜行 陽(定)」です。 「百鬼夜行 陰」の方はしっかりと自宅の書棚で存在感をアピールしているのですが。 これはなぜか書いそびれてしまいました。 いつか、神保町ででも見かけたら、老後の楽しみに購入しておこうと思います。 で、「百鬼夜行 陽」。 これは「鵼の碑」へのプロローグでもありました。 この連休に読んでみて、「鵼の碑」を手に取る前にこれを読んでおいてよかったと思います。 それと、最後に書き下ろしで加えられている作品「目競(めくらべ

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    fwss 2024/05/07
  • 2017年12月 ミュンヘンのホテルから - 安心感の研究 by 暖淡堂

    2017年12月ミュンヘンのホテルから 2017年は、一人で海外をうろつくことが多かった。 どれも仕事の出張で出掛けていたが、好んで一人切りで歩き回っていた。 会社の現地拠点の人々と打ち合わせをしたり、特許関連の現地事務所を訪問したりした。 少しの英語と、わずかばかりの度胸と、抑えきれない好奇心で動いていた時期でもあった。 出かけると、ホテルで一人きり、静かに過ごす時間がとても好きだった。 街中で買ってきた現地のビールとパンやスナックを友に、のんびりとしているのだ。 ヨーロッパでは、大概の街で、中華料理のテイクアウトができる。 日曜日でなければ、事に困ることはほとんどない。 そして、現地語で話し続けるテレビを観るのも楽しみだった。 日のアニメが、現地後に吹き替えされて放送されていた。 キャラクターの声が違うと、まったく別物に感じられるのが不思議だった。 この年、12月下旬にミュンヘンを

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    fwss 2024/04/21
    国外には、何カ国くらい行かれたんですか? 昔、若い頃、何カ国か行きましたが、もう行くことはないかもしれません。
  • 夜中聞こえていた遠い声 暗い中での捜索 【沙河36】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    近所の大人たちが夜遅くまで、外で何かを探しているようでした。 呼びかけるような声が、寝ている僕にもずっと聞こえていました。 なにが起こっていたのかは知らされていませんでした。 いつもと違う、とても不安な夜でした。 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十六)② それからは沢井さんと一緒に帰ることはなかった。 小学校に入学してから、一度も同じクラスになったことがないので、学校では遊んだこともなかった。時々は、帰り道で、僕のずっと前を歩いているのを見ることもあった。だけど沢井さんは僕には気づかず、僕も追いついて話しかけることもなかった。 その年は、秋が来ると、急に気温が下がった。時々、霜が降りるくらいに寒くなった。居間ではストーブを点けることも時々あった。 夜、電話が鳴った。 母が電話に出て、少し話をしていた。それから父にかわった。 私と妹はテレビを観ていた。少し前に妹が拾ってきた子が、居間を走

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    fwss 2024/04/20
  • 「矜持 鬼役(十一)」 坂岡 真 泣く準備を - 安心感の研究 by 暖淡堂

    鬼役とも呼ばれる将軍家毒見役矢背蔵人介は、非番の日、町中を散策していて、商家甲州屋の店先で赤子を拾ってしまう。矢背家でその赤子を育て始めるが、ある日、その子の母であるという若い女が訪れる。その女の話から、甲州屋の金を狙った町方与力と同心の陰謀が浮かび上がる。「子捨て成敗」 矢背蔵人介の子鐵太郎が剣術道場に通い始めるが、書院番組頭の息子やその取り巻きの子らに執拗ないじめをうける。その鐵太郎をかばってくれた人は、鐵太郎に自分と同じ才能があることを見抜き、「算術「塵劫記」を手渡す。しかし、その人は、書院番組頭毒殺未遂の濡れ衣を着せられ、殺されてしまう。鐵太郎は刀を手に取り、仇を討とうと書院番組頭の屋敷に向かうが、逆に囚われてしまう。 事情を知った矢背蔵人介は、鐵太郎を救うべく、数十人の書院番士らが待ち構える屋敷に向かう。「算額の誓い」 * 「矜持」を主題にした短編3作が収められています。どれも

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    fwss 2024/04/19
  • 【現代詩】「灯」 微睡のなかで思い出すもの 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    灯 雪、の夢をみた 少年は膝を抱えて 窓際にうずくまっていた そこが一番暗いことを知っていたから 少年の祖母は ストーブの上で 干し芋を焙っていた は丸くなって寝ていた 外は吹雪いている 父も母もまだ帰らない * 目覚めると、まだ雨が降っていた * ああ、あの家に、灯がともる頃だ ***** 自分の暮らしは、長く長く続く旅のようなものだと思うことがあります。 旅立ったところに、もう戻ることのない。 自分が生まれ落ちたところから、南に進んだ距離、北に進んだ距離、東に進んだ距離、西に進んだ距離、それぞれ、かなりの値になると思いますが、それらを全部ベクトルで足し合わせると、結局は、生まれ落ちた場所から、今いるところまでまっすぐに伸びた一のベクトルになってしまうわけで。 このベクトルの長さをゼロにするのが当面の夢の一つではあります。 つまりは、生まれ落ちたところに戻る。 いつのことになるでしょ

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    fwss 2024/04/17
  • 「きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに」 後京極摂政前太政大臣 妻を亡くした寂しさを和歌に昇華させた - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首第91番目の歌の作者は後京極摂政前太政大臣ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじんです。 関白九条兼実の子で、藤原忠通の孫にあたります。 今回は後京極摂政前太政大臣について紹介します。 後京極摂政前太政大臣とは 後京極摂政前太政大臣とは藤原良経のこと。 生年が1169年、没年が1206年。 祖父の藤原忠通は百人一首第76番目の歌の作者ですね。 保元の乱の中心人物でした。 dantandho.hatenadiary.com 藤原良経は政界で活躍しながらも、和歌や漢詩などの文学に通じていました。 自らも優れた和歌を残しています。 そして、当時の文学界の有力なパトロンで、百人一首の選者の藤原定家も、その支援を受けた一人でした。 百人一首に選ばれた歌は、当時の藤原良経自身の経験を文学作品に昇華させたもの。 この歌が作られる少し前に、自身のを亡くしています。 その寂しさを、ただ嘆くだ

    「きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに」 後京極摂政前太政大臣 妻を亡くした寂しさを和歌に昇華させた - 安心感の研究 by 暖淡堂
    fwss
    fwss 2024/04/16
    コメントありがとうございました。冬 → 春 → 夏 一年が早いですね。「‥熱い夏」に備えてください。和歌の「きりぎりす」は、既に → 秋(寂しさ)を感じさせます。
  • 2010年8月下旬 移動が多くてこの頃もまた疲れていた【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    シラチャのサッカー場 2010年8月下旬。 北海道帰省から僕だけ先にシラチャに戻っていた。 数日遅れてと娘が戻ってきた。 娘は、残りわずかの夏休みで、読書感想文を書き始めていた。 それにはつききりでサポートをしていた。 読書感想文の課題図書は、帰国した時に購入。 それを読むところから始めていた。 この頃、家族で暮らしていたサービスアパート(ホテル)のフロントで、日で放送されているTV番組や映画のDVDが借りられることがわかって、それを時々部屋で観るようになっていた。 日のTV放送は数局観ることができたが、画像が悪かったので、このDVDはよく借りることになった。 今思えば、著作権の処理などをどうしていたのか、かなり怪しい部分はあるが。 パタヤのセントラルの中にCDショップがあって、そこでDVDも売られていた。 この頃買ったのが、「カールじいさんと空飛ぶ家(邦題)」。 タイにいた頃は問

    2010年8月下旬 移動が多くてこの頃もまた疲れていた【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    fwss 2024/04/13
    タイで暮らされたこともあるのですね。ご家族も一緒に‥。楽しいことも、大変なことも多々あったのでしょうね。凄いことです。
  • 小学生の頃に起こった、とても寂しく、悲しい出来事のこと 【沙河35】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    小学生の頃の、一番悲しい出来事です。 今でも時々思い出したりします。 のんびりとした田舎でしたが、事件といってもいいようなことも起こりました。 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十六)① 通学に使っていた道路は、車がほとんど走っていなかった。私は、縦笛を吹いたり、を読んだりしながら歩いて帰った。 ある日の放課後、川田君や西森君と学校の玄関で別れた後、家への道を一人で歩いていた。稲穂が実り、風に揺れて乾いた音を立てていた。風は頬に冷たく感じられた。 灌漑溝に架けられた鉄筋コンクリート製の橋の手前で、沢井さんと会った。学年が同じで、家も近かったが、普段はあまり話さない。 僕はを読みながら歩いていたので、近づくまで沢井さんに気がつかなかった。 「が好きなんだ」 私はその時、学校の図書室で借りた児童用のサイエンスフィクションを読んでいた。 シリーズで、私はそれを全巻繰り返し読んでいた。どれ

    小学生の頃に起こった、とても寂しく、悲しい出来事のこと 【沙河35】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    fwss 2024/04/12
  • 「血路 鬼役(十)」 坂岡 真 家慶日光社参 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    家慶がついに将軍となり、家斉は退位して大御所となった。 ある日、将軍毒見役(鬼役)の矢背蔵人介の家を使者が訪れる。 矢背家の居候、望月宗次郎を将軍家の影として召し抱えたいというのだ。 確かに、家慶の子である宗次郎は、影として適任であった。 家慶は将軍になると、父家斉が成し得なかった「日光社参」を行う。 莫大な費用と人員の動員を伴う社参は大事業であり、これを行うことで家慶は父家斉に将軍としての威光を示し、政治から手を引いてもらいたいのだ。 しかし、家斉はそれを激しく憎み、命をも奪おうとする。 家慶の日光社参を、刺客の一群が追う。 鬼役矢背蔵人介と影望月宗次郎は、家慶を守り切ることができるか。 * 前の巻までに矢背蔵人介の知己となった人々が登場し、鬼役を助けます。 皆、胸のすくような活躍を見せます。 巻にはもう一人、影としての佐平が登場します。 佐平は、巻の主人公とも言ってよいかもしれませ

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    fwss 2024/04/11
  • 百人一首の時代 第81歌から第90歌まで まとめ - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首の第81歌から第90歌までをまとめます。 保元の乱、平治の乱、それに続く源平の合戦期。 その時代の歌人たちの作品が中心になります。 選者の藤原定家と、実際に交流のあった歌人の作品もいくつかありますね。 この後は第91歌から第100歌まで。 源平の合戦後までの歌人の作品になります。 dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary

    百人一首の時代 第81歌から第90歌まで まとめ - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    fwss 2024/04/03
    孫の引っ越し手伝いへのコメントありがとうございました。長女の誕生は、私が24歳‥。長女が今回の子供(孫)を生んだのが、21歳の時で若かったのがあります。今後は難しいと思います。
  • 小学校の木造校舎のこと 大きくて、ところどころに暗がりがあって 【沙河34】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    僕が通っていた小学校は、炭鉱での石炭採掘が盛んに行われていた頃に建てられた木造の校舎でした。 昭和50年代になると、石炭の需要減に加え、大規模な炭鉱事故などもあって、採掘量は減っていました。 炭鉱関連での仕事が少なくなり、近隣の町を含めた一帯から子供が減っていた頃です。 校舎の中には使われていない教室がたくさんあって、それも校舎の奥の方に並んでいたので、曇った薄暗い日などには、そこにいくのが怖いくらいでした。 廊下もところどころ軋んで、不気味な音が出るときもありました。 トイレも古くて、個室を使うのはよっぽど我慢できないときに限られていました。 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十五)③ 小学校は小高い丘の上にあった。大きな木造校舎だった。 私の住む町の周囲には、炭鉱がまだいくつかあった。町中を流れる川は、炭鉱で採掘された石炭を洗った廃水を流すので、時々真っ黒になっていた。 その炭鉱が、少

    小学校の木造校舎のこと 大きくて、ところどころに暗がりがあって 【沙河34】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    fwss 2024/03/29
    小学校・中学校は、木造校舎でした。今は、どちらも建て変わってますが‥。中学校の時、頭は坊主にしなければいけませんでした。同窓会をやれば、当男性は坊主より薄くなっている人が多いです。
  • 「旅立ち」 松山千春 北海道あるある(僕の周囲だけか?) - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 北海道出身です。 中学生や高校生の頃、学祭の準備などで、ギターを弾いていると、「『旅立ち』弾いてみて〜」とよく言われました。 友人と二人でギターを弾いていると「打倒!ふきのとう、だなあ〜」とよく言われました。 「打倒!ふきのとう」は、中学校の卒業アルバムにも書かれてしまいました。 そのくらい、北海道でギターを弾くと、松山千春さんやふきのとうのお二人をすぐに連想されるようでした。 きっと女子だったら中島みゆきさんですね。 ローカルには佐々木好さんかな。 で、春ですね。 旅立つ皆様に、この曲を紹介します。 もう、知っている人は少ないかな。 www.youtube.com 松山千春ゴールデン☆ベスト アーティスト:松山千春 ポニーキャニオン Amazon *☺☺☺☺☺* 「旅立ち」 松山千春 北海道あるある(僕の周囲だけか?) dantandho ランキング参加中雑談・

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    fwss 2024/03/26
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣 池波正太郎 真田幸村、愛馬月影とともに - 安心感の研究 by 暖淡堂

    徳川軍の攻撃を凌ぎ切った豊臣方は、徳川家康と和議を結ぶ。 しかしそれは、徳川方の謀略の一段階に過ぎなかった。 豊臣方中枢部の動きに幻滅しながらも、真田幸村は自らの生き方を貫こうとする。 兄、真田信之との対面も、幸村の意志を変えることはできなかった。 大坂城の外堀を埋めきった徳川家康は、最後の仕上げにかかる。 大坂夏の陣が始まる。 真田幸村は、自らに従う兵達とともに奮戦し、一度は家康を敗走させる。 しかし、最後には兵力の差が幸村軍の勢いを止めてしまう。 味方の兵達とはぐれた幸村は、愛馬月影とともに、静かに田の中に倒れる。 幸村は、最後まで、自らの戦いを戦い切った。 真田太平記(十一)大坂夏の陣(新潮文庫) 作者:池波正太郎 新潮社 Amazon ***** この後、真田家の存亡をかけた最後の戦いが始まります。 真田太平記(十一)大坂夏の陣 池波正太郎 真田幸村、愛馬月影とともに dantan

    真田太平記(十一)大坂夏の陣 池波正太郎 真田幸村、愛馬月影とともに - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    fwss 2024/03/23
  • 遊んでいた時の事故と、大人たちのおおらかな対応 【沙河33】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    子供たちだけで遊んでいると、いろいろなことが起こります。 それぞれに自分たちだけでまず対応をしなければいけなかった。 そんな経験が、僕たちを成長させていたのだと思います。 驚いたり、恐怖を感じたりするようなこともありました。 そんな出来事に対して、誰がどのように対処するのかを知り、その後の対人関係も変わっていったのでしょう。 僕自身は大概のことにオロオロとしているだけだったような気もします。 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十五)② ある日、小さな事故が起こった。 いつものように西森君や川田君、その他の数人の友だちと野球をして遊んでいた。 転がったボールを拾おうとホームベース近くに駆け寄った西森君の顔に、他の友だちが素振りをしたバットの先が当たったのだ。 西森君は顔を抑えてしゃがみこんだ。一緒にいた友だちが皆、西森君の周りに集まった。 痛そうだった。少し血が出ていたようだった。僕は怖くて

    遊んでいた時の事故と、大人たちのおおらかな対応 【沙河33】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    fwss 2024/03/22