ブックマーク / ururundo.hatenablog.com (14)

  • NHK eテレ「100分 de 名著」 林芙美子/放浪記 - ururundoの雑記帳

    NHKeテレの番組「100分 de 名著」 タレントの伊集院光と NHKアナウンサーが 司会をしている。 誰もが一度は読みたいと思いながら 中々手に取る事が出来ない 古今東西の名著を解説する番組。 今まで 何回か偶然観てはいたが 昨日の林芙美子/放浪記」は面白かった。 『芙美子は「放浪記」の印税を受け取ると あらゆる束縛から抜け出す如く世界へと旅立つ。 とりわけパリの街で得た全き自由は彼女をとりこに。 旅が彼女を生き返らせたのだ フランス料理には目もくれず自ら白米を炊き 下駄で歩き回る芙美子のパリ生活は痛快だ。 しがらみから離れた「旅」が彼女に 生きる力を取り戻させる。 おいしいものへのあくなき渇望は 彼女の文学を豊かに彩る』 (番組の解説より) 10代の頃 日文学全集 世界文学全集の中から 私は何冊かを読んだ。 日文学全集の中から 数冊選んで読んだのが 林芙美子だった。 文学全集は1

    NHK eテレ「100分 de 名著」 林芙美子/放浪記 - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2023/07/20
  • 「羊飼いの暮らし」ジェームズ・リーバンクス著(2) - ururundoの雑記帳

    2月13日にここに書いた『「羊飼いの暮らし」ジェームズ・リーバンクス著』 その時は すぐに読み始める筈だった。 しかし 読み始めたのは7月に入ってからになった。 ニューヨークタイムズの書評。 「ジェームズ・リーバンクスの衝撃的なデビュー作。 家族が営む英国の湖水地方の 小さな羊農場の物語でありながら 移動性と個人主義が当たり前になった現代において 継続性、ルーツ、所属意識の大切さを 訴えるでもある」。 1974年 リーバンクスは湖水地方の600年以上続く 羊農家の長男として生まれ 祖父 父と同じように勉強が無意味とされる土地で 羊飼いになる事だけを目指して成長した。 10代半ばで学校を中退し 家の農場で働くも 父親との関係に亀裂が生じた時に の世界に出会う。 そこで出会った湖水地方の作家達 「ピーターラビット」のベアトリクス・ポター 桂冠詩人のウィリアム・ワーズワース・・・等。 リーバ

    「羊飼いの暮らし」ジェームズ・リーバンクス著(2) - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2023/07/13
  • 1時間の散歩 - ururundoの雑記帳

    6月20日 用事で村の「ミッドタウン」に出かけた。 ミッドタウンと言っても 限界集落の村の中心地。 豊かな自然に囲まれた田舎だ。 いつもは図書館の裏から見る対岸へと ブラリと橋を渡った。 ヒメジョオンが草むらの中に群れている。 そばに川へと続く土の道。 青くさい草の香りがする。 川へと続く道に沿う木々。 何の木か知らないが 風にゆっくりと枝が揺れる。 眩しい木洩れ陽が楽しい。 対岸に小さく図書館が見える。 うちの裏の川は この広い川に続き かつては うちの裏の川からこの川へ そして琵琶湖へと 筏が流れた。 澄んだ水が滔々と音をたてる。 緑で蒸せるような豊かな景色。 ほんの1時間の散歩。 川を挟んで 東から西を見た。

    1時間の散歩 - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2023/06/25
  • 撫子(ナデシコ) - ururundoの雑記帳

    雨の上がった後 私の目に飛び込んでくる 濃いピンクの花は撫子。 五枚の花びらのギザギザ 透明の雨粒。 数年前に植木鉢に植っていたのを 貰って持ち帰り 道路脇の花壇に植えた。 毎年 今の季節 今日と同じように咲いて 雨粒を花びらに溜める。 今年も 花の数は少し増え 同じ場所に同じように咲いた。 ナデシコは撫子と書く。 その名前の漢字も可愛いと思う。 ___________________________________ 都合により 一週間ほどブログをお休みします。 又 お会いするのを楽しみにしています。

    撫子(ナデシコ) - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2023/06/24
  • ワクチン接種 歩いた堤 - ururundoの雑記帳

    6月16日 図書館の裏 雨が続いた後は晴れ。 とても美しい日だ。 山の緑は濃くなり 川の流れは穏やかで 空には可愛い声のトンビが舞うなかを 村の診療所に 新型コロナワクチン接種に行った。 10年ほど前に 建て替えられた診療所は 図書館の北側を少し行った所にある。 壁 床は 杉 桧で 天井がなく 太い梁が見える。 新築当時は さぞや良い香りがした事だろう。 美しくて優しい女医さんの他は 看護師さん 事務の人たちは全て地元の女性だ。 ワクチン接種が終わった。 私の好きな図書館の裏の堤を歩こう。 濃い緑の桜の並木が続き そこから 川と比良山系が見渡せる場所。 空が大きく広い。 雲がゆっくりと 長閑に流れる。 半袖のTシャツが気持ちのいい日だった。

    ワクチン接種 歩いた堤 - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2023/06/17
  • レモンケーキ - ururundoの雑記帳

    レモンケーキを 先日大阪・天王寺に行った時 店の表に積まれていたのを見つけた。 「おっ! レモンケーキだ!」 迷わず 買った。 ずっと前から レモンの形をしたレモンケーキが好きだ。 色は純粋のレモン色で それがLemon Cakeと印刷された セロハンの袋に入っている。 それらを 底の浅い淡いブルーの鉢に入れた。 明るい 清潔な風情。 窓から吹き込む風が まだ寒い日。 インスタントではあるが 大きなマグにコーヒーを淹れ 白い皿に レモンケーキを載せてべた。 もう少し 酸味の効いたのが好きだが 私は満足である。

    レモンケーキ - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2023/05/27
  • 大阪行き - ururundoの雑記帳

    大阪駅 一番上の姉の命日 お墓参りに大阪まで行った。 下の姉と天王寺のお寺で待ち合わせ。 手水場で 手のひらを洗うのが好きで 線香の香りが好きだ。 蝋燭に火を灯し その炎で線香に火をつける。 子供の頃から 私は線香の煙を手のひらで頭に寄せて 「頭が良くなりますように」と言う。 天王寺駅から 四天王寺辺りへの道沿いに 沢山の店が並んでいるのが楽しい。 新型コロナで3年間墓参りがなかった。 久しぶりに歩く 天王寺の坂道の街路樹は 山の村と同じ柔らかな緑だ。 帰りに車窓から琵琶湖が見えると ほっとする。 黄砂に少し煙る青い空が 琵琶湖の上に広がり その青さが 湖面に映る。 深い青だ。

    大阪行き - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2023/05/24
  • 泉北ニュータウンのレモン - ururundoの雑記帳

    大阪府堺市泉北ニュータウンのレモン。 それが二個 姉からの荷物の中に入っていた。 堺市の山側 古墳もある丘陵地のニュータウン。 そこをレモンの街にしようというプロジェクトが 2014年に立ち上がった。 今 各家庭の庭 会社や施設にレモンの木が植わり 黄色のレモンの実がたわわに実る。 減農薬のレモンをたくさん育て販売し ジャムやお菓子を作っているらしい。 レモンの木が地中海や 日の温暖な地に育っている それはとても豊かな風景だ。 住宅地の家や会社の庭に植ったレモンの木々に たわわにレモンが実っているのは 意外性も相まって 私の心が喜んだ。 そのレモンがうちのテーブルの上に。 まだ青さの残るレモン。 黄色くなれば 蜂蜜入りの ホットレモンで飲んでみよう。 「檸檬(れもん)」という字も好きだ。 senboku-lemon.net

    泉北ニュータウンのレモン - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2023/01/15
  • 12枚の絵葉書 - ururundoの雑記帳

    友達 知人から時々手紙が届く。 返事をすぐに書こうと思っても 便箋もハガキもない。 絵葉書はあるが 好きなのが残っていない。 パソコン スマホに頼ってしまっている結果だ。 暮れに年賀状を作った勢いで 絵葉書を作ろう。 パソコンに保存してある写真から選び プリンターで印刷した。 ブルーベリーパイやら テレビの画面を写したのやら を開いたのやら 12枚ほど出来た。 美味しいものが届いたら これですぐにお礼の葉書が出せる。 すぐに取り出せるようにと 切手の箱に入れた。

    12枚の絵葉書 - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2023/01/10
  • ささやかな願望 メープルシロップ - ururundoの雑記帳

    ココアクッキー 夕ご飯の準備をしながら 私はNHKEテレで「ターシャ・テューダー」を観ていた。 今までも 時々観ているが ちゃんとしたタイトルは知らない。 テューダー家の台所 分厚い鋳物のフライパン。 それで 10センチくらいの大きさの パンケーキを次々と焼いて重ねる。 テーブルに着いた家族四人。 それぞれの皿にパンケーキを取り分け 熱々のメープルシロップを ピッチャーからたっぷりとかけた。 私の目が その映像に釘付けになった。 私は常々 メープルシロップを思い切り 使ってみたいと思っている。 パンケーキは勿論 朝のパンにもたっぷりと。 カナダ産の純正メープルシロップ 189ml 100%pure  添加物着色料不使用で ¥1600 毎朝の卓に これが安いか? 高いか? それは人によって感じ方は違うだろう。

    ささやかな願望 メープルシロップ - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2023/01/09
  • 白い太陽 - ururundoの雑記帳

    灰色の空の向こうに 白い太陽が見えた。 それが 葉の落ちた細い木の枝から透けている。 ドアを開けると 真っ直ぐに飛び込んで来た モノクロの世界の 枝に残った木の実と 黄色の葉っぱの繊細な影。 いかにも 晩秋の寂しさだ。 しかし 植物たちは もう次の春の準備をしているのを 私は知っているよ。 木蓮のはち切れそうな蕾 どの木の枝にも 見えないほどの新しい芽 茶色の百合の莢からは 種がパラパラとこぼれ落ち ミヤコワスレの株は 随分と大きくなった。 雪が降れば その下で春を待つ植物たち。 その忍耐強さを 私はいつになっても見習えない。

    白い太陽 - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2022/12/02
  • 恒例の芋煮会 - ururundoの雑記帳

    今日は雨の1日だと天気予報で言っていた。 しかし 曇ってはいたが何とか持ち堪え いつものメンバーと 恒例の芋煮会を楽しんだ。 大きな小芋をゴロンと入れた 具沢山の味噌味の芋煮。 玉子焼 赤と白の蕪の甘酢漬け。 白菜 油揚げ ネギのサラダは 白菜と油揚げをフライパンでこんがり焼き ネギはざくりと切り 友達が作った玉ねぎと醤油のドレッシングで和えた。 甘味と艶のご飯「ミルキークイーン」のおにぎり。 ソーセージの燻製(もどき?)と焼き芋。 チェリー入りのヨーグルトケーキとコーヒー。 メインは芋煮だから こんなもんでいいだろう。 事が終われば表で焚き火をした。 暗くなればLEDランタンを灯し その明るさに皆が驚き 山の紅葉に 今年は間に合ったと皆で喜んだ。 そして雨が降り始め お開きとした。 トミコさんの畑で貰った 大根や白菜を分け では 又来年と帰って行った。 今 雨の降る音がする。 川の音が

    恒例の芋煮会 - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2022/11/21
  • 山茶花の花びら 枯れた松葉 - ururundoの雑記帳

    枯れた松葉 白い山茶花の花びらが 雨あがりの苔の上に ふわりと在る。 拾った松葉と花びらを 私が苔の上に載せたのではない。 あたり一面に散っている松葉と花びら。 その一画を 選んで撮っただけだ。 ふわりとした苔に座り 白い山茶花の花びらで 露を飲み 松葉のスティックで 冬苺をつまむ。 そんな小人を思い浮かべる 自分が可笑しいな。 山の紅葉の最後の輝き 雨あがりの湿った冷気。 灰色の空の下で 見つけた 少し傷ついた白い花びらと 枯れた松葉の清々しさを愛でよう。

    山茶花の花びら 枯れた松葉 - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2022/11/19
  • 今日 心に残った事 - ururundoの雑記帳

    スーパーで1/6に切った西瓜を買った。 二人なので十分な大きさだ。 一口大に切った甘くて 冷たい西瓜を ガラスの器に入れ 晩ご飯の後にべた。 淡い甘さと たっぷりの果汁 いつの頃からか 種が少なくなった様に思う。 そうだ 昼間に 少し離れた山で アカショウビンが鳴いていた。 そして ホオジロも。 元気でいたんだね。 日暮れが早くなり 見上げた湿度の高い ぼんやりとした空に 満月には後少しの月が 大きく浮かんでいた。 そして 青い空に描かれた 流れる白い雲も 忘れない。 今日は そんな事が 私の心に残った。

    今日 心に残った事 - ururundoの雑記帳
    fwss
    fwss 2022/08/11
  • 1