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ブックマーク / subcre.com (2)

  • 無自覚なガンダム論(修士論文について) | subcre.com

    自分は修士論文を「ガンダム」をテーマに書いた。 130,000字書いた。 ほとんどのパートを書き始めたのは、修士2年の11月からのことだった。 なんでそこまで書けなかったのか? もちろん遅筆だったことは認めるしかなく、 お尻に火がつかないと気合が出ないタイプであるのも確かである。 しかし難儀していた原因の一つが、 物語論で構造分析をして、ガンダムを解いてみせる。という行程において、 どのように解いて見せるのか。というところが大きな課題だった。 文章で解くことも出来るのではあるけれど、それでは面白くもなく、 かといって、絵で見せるのには、どうするっていう話も出てくるわけである。 この論文における物語の構造分析は、 俗に言う、スリーストラクチャー構造を読み解く、 というものではない。 つまりハリウッド式に見られるようなメソッドを 、ガンダムシリーズの中から導きだそう。 という試みをするつもりは

  • 「無自覚なガンダム論」Webマガジン subcre.com | subcre.com

    ガンダム00の主人公である、刹那・F・セイエイは、いわゆるガンダムシリーズの主人公っぽさがない。 なぜなら、既に戦闘をする立場の人間として、彼は描かれているからだ。 それをたしかに売りにしている節もあったのが、このガンダム00だけれど、 この作品の中で、実際的に戦闘に巻き込まれていったのが、沙慈・クロスロードという少年だった。 ガンダム00は、はじめてシーズン制が導入された作品でもあった。 すなわち、シーズン1とシーズン2のあいだに休止期間があったのだった。 その境目を一区切りにして、沙慈・クロスロードがおかれている立場も劇的な変化をもたらすことになった。 もっとも、シーズン1の終盤には、かなりシーズン2への展開を予感させるものも多くあったことは事実だけれど。 民間人が巻き込まれていくという”やるせなさ”は、ずっとガンダムシリーズに描かれている問題であって、 このガンダム

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