自分は修士論文を「ガンダム」をテーマに書いた。 130,000字書いた。 ほとんどのパートを書き始めたのは、修士2年の11月からのことだった。 なんでそこまで書けなかったのか? もちろん遅筆だったことは認めるしかなく、 お尻に火がつかないと気合が出ないタイプであるのも確かである。 しかし難儀していた原因の一つが、 物語論で構造分析をして、ガンダムを解いてみせる。という行程において、 どのように解いて見せるのか。というところが大きな課題だった。 文章で解くことも出来るのではあるけれど、それでは面白くもなく、 かといって、絵で見せるのには、どうするっていう話も出てくるわけである。 この論文における物語の構造分析は、 俗に言う、スリーストラクチャー構造を読み解く、 というものではない。 つまりハリウッド式に見られるようなメソッドを 、ガンダムシリーズの中から導きだそう。 という試みをするつもりは