注目スタートアップのビジネスモデルを分かりやすく紹介。マモリオ(MAMORIO)は、荷物にタグをつけておくとiPhoneで居場所が分かる「落とし物防止タグ」。3500円で約1年間使える。目指すはモノの紛失を解決する保険屋だ。 大事なカメラ、もうなくさない 写真:MAMORIO 警視庁によれば、日本では1年間に338万件の拾得届が受理されている。つまりは落とし物が届けられている。約54万枚の衣類、約35万本の傘、そして約30万個の財布。現金だけでもなんと76億円以上がどこかに忘れられてきている。落とし物を探すだけでビジネスになるほどの規模だ。 iPhoneの最新技術を使い、落とし物を見つけてしまおうという電子タグが「マモリオ」(MAMORIO)だ。タグをお守りのように荷物にさげるだけで紛失を防止する。落とし物のポータルサイト「落とし物ドットコム」増木大己代表が考案し、3500円で予約受付中。