この記事は週刊アスキー掲載用に作成された記事をウェブ用に加筆修正したものです。週アスPLUSでも同一の内容が掲載される予定ですので、合わせてお読みください。 世界最大の携帯電話製造業者であるノキアは、2009年11月24日に日本にある研究開発部門を大幅に縮小するという発表を行なった(関連サイト)。世界的なR&D部門再編の一環で、削減の対象はS60ベースの端末を開発していた部門のようだ。 削減規模は220人、世界レベルで見れば1パーセントの人員削減となる。2008年11月27日には、日本における端末販売から撤退するという発表があり、こちらはさまざまなニュースで取り上げられたので覚えている人も多いだろう。今回の開発部門の縮小に関するニュースは、さほどインパクトがなかったのか、各メディアの扱いも小さいものだった。 ノキア・ジャパンの開発部門大幅縮小は、全世界で販売する端末を日本で開発することの意