お父さん(夫)は仕事の鬼だなあと思うことには、仕事を遂行する能力以上に、仕事を生み出す能力にある。 こどもにお手伝いをさせるにしても、彼らにはできることが少ないし、むらっけで、再現性を要求される仕事は向かない。 食後にお茶入れてほすぃなあ~と思っても、熱湯を使うことも、毎晩やってもらうことも、彼らには向かないということだ。 そんな調子だと、やってもらうことって本当に少ないのだが、お父さん(夫)はこどもに仕事を割り付ける。 例えば、茶葉を小さい袋に詰めてティーバッグを生産させる。 まあ洗い物は急須と茶こしの分減るし、お店でティーバッグのお茶を買うよりはコスパはいい。簡単な作業だし、ちょっと楽しい(らしい)。使う時にティーバッグが役に立ってるよ~と言うと嬉しそうだし、やってる感もある。 お父さん(夫)は日曜日の朝とかに、彼らを監督して、ティーバッグを生産してくれる。 これは発明である。 つまり