この夏、東京現代美術館にて特別展『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』が開催される。5月10日には六本木・ニコファーレで発表会見が開かれ、館長を務める『エヴァンゲリオン』の庵野秀明氏、副館長の樋口真嗣氏、スタジオジブリの鈴木敏夫氏が登場した。ミニチュア特撮は、CGに追いやられ、職人も過去のセットも失われつつある。庵野氏は、そんな時代だからこそ、ミニチュア特撮の魅力を後世に伝えることに使命を感じたという。 ⇒ 【画像集】 グロテスクな巨神兵の迫力 https://nikkan-spa.jp/209340/kyoshin_14 展覧会には、昭和の怪獣映画を支えた貴重なミニチュアや、当時の図面と素材で職人が作ったレプリカが展示される。そして、ミニチュア以上に熱い注目を集めているのは、スタジオジブリが手がける特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』だ。企画は庵野秀明、監督は樋口真嗣