2月10日、多摩動物公園で、災害などの緊急事態に備えた年に1度の「動物脱出対策訓練」が警察署や消防署の協力のもと行われました。注目は、動物の着ぐるみと100人超のスタッフによる本格的な捕獲劇。着ぐるみなのに、緊迫した訓練になるの? そんな疑問を持ちつつ、訓練の現場に行ってきました。 今回は、ユキヒョウの脱出事故を想定した、来園者の避難誘導および捕獲訓練でした。訓練エリアは、営業中の園内の奥から正門までの長い距離を使っていました。正門での捕獲現場で待っている間も、スタッフの無線からは「スタッフが負傷。意識不明、心肺停止。AEDでの処置中」といった緊迫した内容が聞こえてきます。 しばらく待っていると、いよいよユキヒョウが登場。 ユキヒョウがゆっくりと登場 あ、二足歩行…… かわいい顔をしています 見た目はかわいいのですが、園内スタッフの構えた網に向かった威嚇行動は迫真の演技です。また、園内スタ
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