【コラム】もうすぐ『タンタンの冒険』(フランス語原題: Les Aventures de Tintin)の映画が日本で上映されるが、日本人の皆さんはなにか違和感を感じないだろうか? 特に英語を話すことができる人は、違和感を感じまくっているに違いない。それでは、その「違和感」の理由を語ろう。 もともと『Les Aventures de Tintin』はベルギーの作家がフランス語で書いた作品で、フランス語の場合は「Tintin」を「タンタン」と発音する。これはこれで正しい。 しかし、イギリスや北米に作品が渡ってからは作品名が英語になって『The Adventures of Tintin』となった。英語では「Tintin」を「チンチン」または「ティンティン」と発音するため、英語読みにすると「ザ・アドベンチャーズ・オブ・チンチン」となる。 その『The Adventures of Tintin』が