前回はスタイルをそろえる方法としてタブを取り上げたが、今回はタブの設定が影響を与えるもう1つのスタイル設定機能である「インデント」を取り上げる。タブとインデントはよく似ており、タブの設定がインデントにも影響するが、別の機能としてとらえておいたほうがよい。基本的な機能なので最初に使い方を覚えよう。 インデントの基本操作 インデントは段落の左側に設ける空きを指すことが多い。プログラミングやエディタでは、一般的に段落をまとめて左側に空きを設けることを意味する言葉として使われるが、ワープロ・アプリケーションでは段落の1行目をほかの行よりも下げる「字下げ」を意味する言葉としても使われている。日本語の文章では、段落の1番最初の行を1文字分字下げることが多く、こうした整形規則は英語などほかの言語の文章にも見られる。 LibreOfficeでのインデントの基本は、インデントしたい領域を選択したあとにツール
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