たいていその人に似合う色というのは自分の肌の色に合った色。そして肌の色に合った色というのは、その人の肌の色がより映えて見える色。単純に「自分に赤は似合わないけど青は似合う」みたく言うけど、厳密には「自分に赤系統に似合う色が少ないけど青系統には似合う色が多い」というのが正しい。よく探せばいくつかの似合う色はある。そしてもしひとつも似合う赤系統の色が無くても取り入れる方法はある。その具体的なテクニックを箇条書きしてみる。 □顔から遠い部分で使う。 まず顔に近いトップスには自分に似合う色を置く。ボトムスにはそのトップスの色に合う色を今度は合わせる。そうやって隣り合う同士で相性の良い色を合わせ連鎖していき、最後の一番遠いところに苦手な赤を持ってくれば大抵うまく収まる。そしてこの場合、一番遠いのは靴だ。 取り敢えず具体的な方法としてバンズのスリッポン(赤×白)で考えてみる。赤単色ではなく赤白の市松模