(記事概要) ドイツの首都ベルリンには、面白い自治体密着型の広告会社がある。この株式会社WALLは広告屋といっても、そのサービス内容は多様でユニークだ。デザイナー、建築家、エンジニアが協力して、所謂「街の家具(Strassenmoebel/英Streetfurniture」を作るのが彼らの仕事。商品は自治体のために無料で作り、その家具に取り付けられる広告代で収入を得たりしているそうだ。 日本進出の話もあったそうだが、自治体密着型ビジネスが根付く土壌がなかったので駄目になったとの噂もちらほら。彼らのすごいところは、商品を作るだけではないこと、つまりその清掃やケアのサービスも提供している。現在海外事業所はオランダ、トルコ、ロシア、アメリカ合衆国、ハンガリーと、ドイツを入れ計6カ国50都市に進出している。 関連URL:http://www.tagesspiegel.de/wirtschaft/W