情報通信研究機構(NICT)は、2015年10月22~23日に開催した「NICT オープンハウス 2015」で、フェーズドアレイ気象レーダの展示を行った。同研究を進めるNICTのセンシングシステム研究室で主任研究員を務める佐藤晋介氏に、その概要や特長について話を聞いた。 情報通信研究機構(以下、NICT)は、2015年10月22~23日に開催した「NICT オープンハウス 2015」で、フェーズドアレイ気象レーダの展示を行った。ゲリラ豪雨や竜巻の詳細な3次元構造をわずか10~30秒で観測することができるという。 同研究はNICTと東芝、大阪大学が共同で実施している。NICTのセンシングシステム研究室で主任研究員を務める佐藤晋介氏に、その概要や特長について話を聞いた。 パラボラアンテナでは5~10分 近年、2014年8月に広島で発生した土砂災害のように、日本でもゲリラ豪雨の被害が深刻となって