ブラックホールに迫った=位置を精密観測−おとめ座銀河・国立天文台など ブラックホールに迫った=位置を精密観測−おとめ座銀河・国立天文台など おとめ座の方向に約5440万光年離れたM87銀河の中心にある超巨大ブラックホールの位置が、米国立電波天文台が運用する電波望遠鏡10台の観測網で精密に突き止められた。国立天文台水沢VLBI観測所(岩手県奥州市)で研究する総合研究大学院大学生の秦和弘さんや、宇宙科学研究所の土居明広助教らが8日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 ブラックホールは極めて重力が強く、近くでは光さえ逃れられない。このため、ブラックホールは文字通り「黒い穴」に見える。一方、黒い穴の外側では、周りの物質がのみ込まれる際に激しくぶつかり合って高温となり、ジェットと呼ばれるガスの噴流が生じて光り輝いている。 M87ブラックホールの黒い穴の直径は、地球と太陽の距離の240倍。秦さんらが
「眼鏡がない」新幹線が緊急停止=運転士、走行中に気付き連絡 「眼鏡がない」新幹線が緊急停止=運転士、走行中に気付き連絡 28日午後8時15分ごろ、東京発博多行きの山陽新幹線「のぞみ53号」(16両編成)の男性運転士(48)から「眼鏡がない」とJR西日本の東京指令所に連絡があり、岡山駅の手前約8キロの地点で緊急停止させた。上りの新幹線で現場に到着した別の運転士と交代し、53号は同駅に約45分遅れで到着した。 同社によると、男性運転士は新大阪駅から乗務。相生−岡山間を走行中、運転に必要な眼鏡を掛けていないことに気付き、連絡したという。国の基準では、視力が0.9以下の運転士は、乗務中に眼鏡やコンタクトの装着を義務付けられている。男性運転士は今月2日の視力検査で左は1.0あったものの、右が0.9だったため、眼鏡を掛けることになったという。(2011/08/29-01:44)
花見は自粛を=被災者に配慮必要−石原都知事 花見は自粛を=被災者に配慮必要−石原都知事 東京都の石原慎太郎知事は29日の記者会見で、東日本大震災に関連し、「桜が咲いたからといって、一杯飲んで歓談するような状況じゃない」と述べ、被災者に配慮して今春の花見は自粛すべきだとの考えを示した。 石原知事は「今ごろ、花見じゃない。同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感が出来てくる」と指摘。さらに「(太平洋)戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい」とも語った。 都は既に、花見の名所となっている一部の都立公園について、節電などのため入園者に宴会自粛を呼び掛けている。(2011/03/29-19:12)
第1原発に作業員450人=食事は1日2回、雑魚寝状態−福島 第1原発に作業員450人=食事は1日2回、雑魚寝状態−福島 福島第1原子力保安検査官事務所の横田一麿所長は28日、福島市で記者会見し、22〜26日に福島第1原発を訪れた際の状況を説明した。東京電力社員約380人と協力企業の約70人が復旧作業に当たっていたという。 作業員らは午前10時ごろから夕方まで原子炉建屋内や建屋周辺で作業。1号機から約300メートル離れた免震棟で食事や睡眠を取っている。免震棟は放射性物質が入りにくい換気システムを備え、訪問時の放射線量は1時間当たり6マイクロシーベルト前後で、現在は2〜3マイクロシーベルトまで低下した。 食事は1日2食。作業前の朝にビスケット30枚程度と野菜ジュース、作業後の夕方に非常用アルファ米と缶詰1缶が東電から支給される。就寝は会議室の床や廊下などに雑魚寝状態で、毛布も全員分は確保で
小沢系反乱で政局緊迫=「菅降ろし」拡大も−民主 小沢系反乱で政局緊迫=「菅降ろし」拡大も−民主 民主党の小沢一郎元代表に近い衆院議員16人が17日、菅直人首相の退陣を求めて会派離脱願を提出したことで、政局は一気に緊迫化した。16人が2011年度予算関連法案の採決で造反すれば、首相が模索する衆院での再可決による成立の道は閉ざされる。執行部は沈静化に努めているが、党内には同調者は今後増えるとの見方もあり、首相退陣などの「政変」を予測する声が飛び交い始めた。 「本来の民主党の姿とかけ離れた今の菅政権にもう黙っていられない。菅政権に正統性はない」。会派離脱願を出した渡辺浩一郎氏は記者会見でこう語り、衆院選マニフェスト(政権公約)見直しを掲げる首相に公然と退陣を要求。予算関連法案の採決では、党と別の投票行動を取ることも「あり得る」として、造反の可能性を示唆した。 渡辺氏らは、今回の行動に小沢氏の
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