サッカーJ2のV・ファーレン長崎は15日、長崎市内で新経営体制による記者会見を開き、池ノ上俊一社長(50)と新たに常勤役員に就任した荒木健治会長(60)=チョープロ社長=らが出席。荒木会長は「(特定の企業に頼らない)県民クラブには限界がある」と述べ、経営の中核となる大口のスポンサー企業を探す意向を明らかにした。具体的な支援企業のめどは付いていないという。 V長崎は2017年1月期決算で、J2参入後最大となる約1億2千万円の最終赤字を計上する見込み。 V長崎によると、J2参入直前の予算規模が約3億6千万円だったのに対し、13年の参入後は倍増。「J1昇格」という県民の期待に応えようと選手獲得などに力を入れたため、約9億円にまで膨らんだという。池ノ上社長は「財務基盤が脆弱(ぜいじゃく)なのに、身の丈以上の予算規模で経営を続けてきた結果だ」と、経営難に陥った要因について説明した。 また、県全
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