2021年7月5日のブックマーク (1件)

  • 上田良二「応用基礎研究のすすめ」

    上田良二「応用基礎研究のすすめ」 日技術のすばらしさが欧米諸国でも評判になり、われわれも胸を張って海外旅行ができるようになった。それで最近、日人は日が先進国になったと自負しているが、一皮剥がせば骨組みはすべて借り物で、いたるところに後進性が見られる。日人は自信を強めると同時に、身のほども知らなければならない。 基礎と末梢、純正と応用 一般に、大学の研究は基礎的、会社の研究は応用的と思われている。しかし、大学の研究がすべて基礎的ならその各々から大枝小枝が出て発展するはずだが、そうした例は極めて少ない。つまり、大部分は基礎的ではなく末梢的なのである。そこで、金儲けと縁のない研究を純正的と呼ぶことにしよう。私は、研究費を使うだけの研究を「純正研究」、使うだけでなく金儲けの魂胆があるものを「応用研究」と呼んでいる。基礎と末梢、純正と応用の関係は、下図のごとくである。 応用――――末梢 \

    gallu
    gallu 2021/07/05
    この話、定期的にするので、ブクマ。