筑波大学(茨城県つくば市)は6日、女子学生にセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)行為をしたとして、50歳代の男性教授を諭旨解雇処分にしたと発表した。 教授は11月30日付で退職したという。 記者会見した東照雄副学長によると、教授は昨年夏、飲食店で女子学生と飲酒した後にホテルへ移動し、室内で学生にわいせつ行為をしたため、学生は逃げ出したという。 昨年11月、同大のハラスメント相談員に相談が寄せられたため、学内に調査委員会を設けて事実関係を確認した。 永田恭介学長は「極めて遺憾。被害学生並びに関係者に心からおわび申し上げます」などとするコメントを出した。