習志野(ならしの)は、千葉県北西部にある地名。下総台地の一画を占め、船橋市、八千代市、習志野市に跨っている。習志野市の市名由来となったが、元々の習志野は二宮町(現在の船橋市東部)に位置し、そこから意味する領域が拡大されていった広域地名である(「習志野」の名称を持つ主な施設も参照)。一般には「習志野」が、習志野市周辺を示す地名であると混同されてしまうことが多い[1]。 大正時代の習志野平原の様子 下に見える湾曲した道は佐倉街道。東部軍管区教育隊(街道の上部)と陸軍騎兵学校(街道の下部)。その隣接地が習志野演習場。 由来[編集] 1873年(明治6年)4月29日に大和田原(陸上自衛隊習志野演習場近辺から成田街道を挟み、高根台周辺までの地域。現在でいう船橋市域)で陸軍大将・西郷隆盛の指揮の下に行われた近衛兵の大演習を観閲した明治天皇が「習志野ノ原」への改名を求め、同年5月17日太政官達によって習