ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (3)

  • どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明-

    阿部修士 こころの未来研究センター特定准教授らの研究グループは、機能的磁気共鳴画像法と呼ばれる脳活動を間接的に測定する方法と、嘘をつく割合を測定する心理学的な課題を使って、正直さ・不正直さの個人差に関係する脳の仕組みについて解明しました。 研究成果は、米国科学雑誌「Journal of Neuroscience」誌の電子版にて公開されることになりました。 人生の中で嘘をついてしまうことは、誰しもが経験することです。 今回の研究では脳の側坐核のはたらきと、正直さの個人差が密接に関連していることが明らかとなりました。 ただし、側坐核の活動が高いからといって、その人は嘘つきである、と判断することはできません。また、今回の研究から、正直さ・不正直さの個人差の原因の全てが解明されたわけではありません。今後の研究を通じて、人間が嘘をつく生物学的なメカニズムをさらに追及していきたいと考えています。 概

    どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明-
    gamako88
    gamako88 2014/10/15
    脳の側坐核のはたらきと人間の性格の関係
  • 早産児の泣きが伝えること -早期からの発達評価・支援に向けた取り組み-

    明和政子 教育学研究科教授の研究グループは、河井昌彦 医学研究科准教授、新屋裕太 教育学研究科大学院生らとともに、出生予定日前後まで成長した早産児と出生後まもない満期産児の「泣き声」の音響的特徴を調べました。その結果、予定日より早く出生した児ほど高い声(基周波数)で泣くという新たな事実を発見しました。これは、早産児が満期産児とは異なる神経成熟過程をたどる可能性を示すものであり、早産児の発達評価、診断、支援法の進展に大きく寄与します。 研究成果は、2014年8月13日発行の英国王立協会(British Royal Society)の専門誌「Biology Letters」に掲載されました。またこの成果は、「Science」の最新ニュースとしても取り上げられました。 入院中にもかかわらず、研究に快くご協力くださった赤ちゃん、親御さん、医療看護スタッフの皆さまにあらためて感謝申し上げます。

    早産児の泣きが伝えること -早期からの発達評価・支援に向けた取り組み-
    gamako88
    gamako88 2014/10/15
    早産の多い国日本
  • チンパンジーもヒトも瞳の変化に敏感 -ヒトとチンパンジーに共通の情動認知過程を非侵襲の視線追従装置で解明-

    これまでにも、チンパンジーにおいてはあくびの伝染や外部のリズムに対する同期など、同調に関する研究成果が、私たちの研究室から生み出されてきました。 今回の研究成果は、これらに加えて、情動的な側面(瞳孔サイズの変化)においても同調が見られることを初めて示したものであり、今後、さらにデータを蓄積するとともに、その発達過程なども視野に入れてさらなる検討を進めていきたいと考えています。 概要 私たちの行うコミュニケーションは、さまざまな要因で変動することが知られています。特にヒトの場合、相手の目を見つめて、時には相手のうなずきに合わせて自分もうなずいたりします。また、自分では気がつかないうちに、相手のしぐさとの同調が起きたりします。最近の研究ではまばたきなども同調することがわかっています。このように、行動の同調は、わたしたちの円滑な社会的コミュニケーションを支える基盤となっていることが多くの研究から

    チンパンジーもヒトも瞳の変化に敏感 -ヒトとチンパンジーに共通の情動認知過程を非侵襲の視線追従装置で解明-
    gamako88
    gamako88 2014/10/15
    チンパンジーとヒトの瞳
  • 1