北陸新幹線の福井県・敦賀延伸に合わせて石川県白山市に新駅を設置するよう求め、地元自治体などで構成している「北陸新幹線(仮称)白山駅建設期成同盟会」は15日、市内で総会を開き、5月末で解散することを決めた。 与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチームが3月、新駅設置見送りを決定したのを受け、正式に断念した。 会長の山田憲昭白山市長は総会で、今後は北陸新幹線の白山総合車両所(同市)を観光資源として活用する取り組みに、さらに力を入れる意向を示した。 北陸新幹線金沢-敦賀は2023年春ごろに開業予定。同盟会は白山市や同県川北町など4市町と地元経済団体などが13年に設立した。